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〔マーケットアイ〕外為:「内憂外患」の英ポンドは138円付近、直近の高値から半値押し

[東京 13日 ロイター] -

<16:14> 「内憂外患」の英ポンドは138円付近、直近の高値から半値押し

英ポンド/円は138円付近。

英ポンドは今週、新型コロナウイルスのワクチンの実用化期待などを背景に9日の136円付近から11日には140円前半と4円を超える幅で急伸した。

しかし、その後伝わった英国の欧州連合(EU)離脱を巡る報道や、英国でのコロナ感染拡大、そして、9月の英GDP(国内総生産)が予想を下回ったことなどを受け、英ポンドは週前半の上昇分の約半分を今日までに返上している。

「英国はまさに内憂外患。合意なき離脱の可能性もまだ十分に残っている。ポンドが買われるとしたら、ショートカバー以外にはあり得ないだろう」(FX会社)との意見も聞かれ、市場では英ポンドの中長期的な下落を予想する参加者が多い。

国立統計局(ONS)は12日、9月の国内総生産(GDP)は前月比1.1%増と発表。ロイターがまとめたエコノミスト予想(1.5%増)を下回った。

英国では12日、新型コロナウイルスの新規感染者数が3万3470人に上り、過去最多を更新。冬の到来を控え、政府は第2波抑え込みに努めているが、感染を制御できていない。

英国とEUの貿易交渉については、アイルランドのコーブニー外相が11日、今週中の決着は困難で、来週に持ち越されるとした。来週19日にはEU首脳会議が予定されており、それまで妥結できるかが焦点となる。

金融政策面では、イングランド銀行(BOE、英中央銀行)が必要に応じてマイナス金利を導入すべく、民間金融機関と話し合いを継続しているが、議論の結果を公表する時期は決まっていないという。

ただ「BOEのマイナス金利導入に向けた意欲は変わっておらず、ポンドにとってはネガティブな材料だ」(前出のFX会社)という。

トレードウェブによると、英10年国債利回りは11日に一時0.441%と3月以来8カ月ぶり高水準を付けたが、足元では0.356%付近まで急低下している。

<13:43> ドル104円後半、米長期金利は5カ月ぶり高水準から反落

ドルは104.93円付近。

アジアの株式市場が全般に軟調なことや米長期金利の反落を背景に、午前の取引では一時104.86円まで下落した。目先の下値めどは21日移動平均の104.76円付近にあるとみられる。

米10年国債利回りは現在、0.8701/8685%の気配。前日ニューヨーク市場午後5時05分時点は0.8832%だった。

同利回りは10日に一時0.9730%と、9日の高値0.9750%と並んで今年6月以来の高水準にあったが、新型コロナウイルスのワクチンに対する過度な期待感の後退を受けて反落し、現在に至っている。

市場では「米大統領選のてん末がまだ最終的に分からない中で、為替市場は引き続き『突っ込んだら(一方向にポジションを膨らませたら)負け』という地合いが続いている。米債市場が上昇と反落を繰り返すのも、同じようなセンチメントが背景にあるせいだろう」(アナリスト)との声が聞かれた。

米大統領選の結果を巡っては、トランプ米大統領が証拠を示さずに、選挙に不正があったと主張する中、きょうも複数のヘッドラインが伝わっている。

エジソンリサーチによると、米大統領選の激戦州、アリゾナ州はバイデン氏が勝利の見込みだという。

米国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)は12日、今月の大統領選で票が失われた形跡は全くないとの調査結果を発表した。

複数の関係筋によると、トランプ政権は、大統領選の偽情報に注意を促すウェブサイトを開設したCISAに反発。CISAのクレブス長官は自分が更迭されるだろうと同僚に話しているという。

<12:10> 正午のドルは104円後半、豪ドルが急騰前の水準に接近

正午のドルは前日NY市場終盤から円高の104円後半。アジア株安を背景に、週前半に進んだ円安が巻き戻される形となっている。

ドルは一時104.86円まで下落。10日以来の安値をつけた。米ファイザーなどが開発するワクチンの有効率が90%を超えたとの発表で、ドルが急騰した9日以前の水準には至っていない。

豪ドルは75円後半まで下落。9日以前の水準である75円前半へ少しずつ接近してきた。リスクオフムードの下、円とともにドルが買われており、クロス円の重さが目立っている。

<09:42> ドル105円割れ目前、米の再ロックダウンも警戒

ドルは105.00円まで続落。10日以来の105円割れに迫っている。米中対立への懸念に加えて「米国で再びロックダウンが行われる可能性が話題を集めている」(トレーダー)という。

米国では、イリノイ州シカゴ市が30日間の外出禁止を勧告し、ミシガン州デトロイト市は公立学校の対面授業を中止。ニューヨーク市のデブラジオ市長は、市内の陽性率が3%を超えたら学校を閉鎖すると発表した。

<07:58> ドル104.70─105.40円の見通し、米中対立警戒でリスクオフ

きょうの予想レンジはドル/円が104.70―105.40円、ユーロ/ドルが1.1770─1.1830ドル、ユーロ/円が123.60―124.40円付近。

海外市場はドルと円、スイスフランが上昇するリスクオフの展開。トランプ米政権が、中国軍が所有または支配していると見なされる中国企業への投資を禁止する大統領令を発表したことで、米中対立への警戒感が強まったという。

先の大統領選ではバイデン氏がすでに勝利を宣言。対中政策は現政権より緩和的になるとの見方が市場では多いものの、上院選では共和党が半数の50議席を獲得したもようで、新政権発足後も両党の政治的対立は不可避の情勢にある。

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