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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円半ば、IMMでは円買い越し4年ぶり高水準

[東京 17日 ロイター] -

<09:05> ドル104円半ば、IMMでは円買い越し4年ぶり高水準

ドルは104.48円付近で軟調。目先の上値抵抗線として13日の高値105.15円が意識されてるという。

前日の海外市場では、バイオ医薬大手のモデルナが、新型コロナワクチンの後期臨床試験で94.5%の効果が確認されたとする暫定結果を発表したことををきっかけにドル・ショートが一斉に巻き戻されたが、105.13円までしか上値は伸びなかった。

市場では「米経済指標の悪化や、コロナ感染拡大を受けた米国各州での行動制限の強化がドルの上値余地を限定している」(アナリスト)との意見が聞かれた。

米商品先物取引委員会(CFTC)が16日に発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組みによると、10日時点の円の買い越し(ネットロング)は4万1894枚と、前週の2万8098枚から1.48倍に拡大し、2016年11月以来の高水準となった。 「4年前の大統領選直前のレベルまで円ロングが増えている。2016年の大統領選後は円ロングが円ショートに急転換し、その後2017年を通じて大幅な円ショートとなった。今回は4年ぶりとはいえ、まだ絶対水準(円ロングの規模)が低すぎるので、エネルギーが溜まっているようにはみえない」(エコノミスト)との指摘が出ている。

10日時点のユーロの買い越しは13万5287枚と前週の14万0349枚から小幅に縮小。英ポンドの売り越し(ネットショート)は1万7695枚と前週の1万1227枚から縮小した。

<07:55> ドル104.20─105.20円の見通し、高値更新の株式市場と温度差

ドル/円は104.58円付近、ユーロ/ドルは1.1856ドル付近、ユーロ/円は123.99円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.20―105.20円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が123.40―124.40円とみられている。

前日の欧州市場では、バイオ医薬大手のモデルナが、新型コロナワクチンの後期臨床試験(治験)で94.5%の効果が確認されたとする暫定結果を発表したことををきっかけに、ドルのショートカバーのうねりが発生。ドルは一時105.13円まで上昇した。ドルは同ニュースが伝わる前に一時104.37円まで値を下げていた。

ただ、105円台での伸びしろは小さく、米長期金利の反落などに合わせて、ドルは再び104円半ばまで下落していた。

市場では「為替市場と、高値を更新し続ける日米の株式市場との間にはかなりの温度差がある。最近発表された米経済指標では、米経済の回復の流れが滞っていることを示唆するものも多くみられ、慎重にならざるを得ない」(外為アナリスト)との意見が聞かれる。

前日発表されたニューヨーク連銀業況指数は6.30と前月の10.5から低下した。事前予想の12.75を大きく下回った。きょうは米小売売上高の発表が予定される。

また、米国で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、各州で行動制限を強化していることも、ドル買いが盛り上がりにくい一因とみられている。

カリフォルニア州ではニューソム知事が41の郡を対象に、生活に必須でない多くの事業の閉鎖を命令。対象地域には州の人口4000万人の大半が居住している。 カリフォルニア州では過去10日間で新規感染者数が倍増。知事は病院の収容能力増強に向けた措置を再導入した。 米国のコロナ感染者は累計で1100万人を突破。8日には1000万人を超えたばかりで、100万人の増加に要した期間はこれまでで最短となった。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は17日に開かれるサンフランシスコの企業団体イベントに参加する。サンフランシスコ連銀元高官のアレックス・メフラン氏と対話する予定だ。

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