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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円半ば、感謝祭休暇前のショートカバーは一巡か

[東京 24日 ロイター] -

<11:10> ドル104円半ば、感謝祭休暇前のショートカバーは一巡か

ドルは104.54円付近。

前日のニューヨーク市場では、感謝祭を控えた早目のショートカバーが短期筋の間で広がり、ドルは103.70円から104.63円まで約1円の幅で上昇した。

今朝の東京市場では、3連休明けの国内勢によるドル買いも観測され、ドルは一時104.64円まで上昇して、ニューヨークの高値をわずかに上回った。

しかし、足元ではショートカバーの動きが一巡したとみられ、ドルが伸び悩んでいる。

市場では、米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領が、財務長官に連邦準備理事会(FRB)のジャネット・イエレン前議長(74)を起用する方針を明らかにしたことが話題を呼んでいる。

「ハト派で知られるイエレン氏は株式市場に優しい政策をとりそうだ。結果的に、景気回復期待による株高と米長期金利の緩やかな上昇が見込まれ、ドルにとっても好材料」(アナリスト)との見方が出ている。

一方で、イエレン氏が財務長官になれば、リスク選好が高まってドル以外の通貨に投資する需要が強まり、「ドル安的」との見方も聞かれる。

<09:45> ドル104円後半に上昇、感謝祭週の「ドル高アノマリー」も

ドルは104.62円付近できょうこれまでの高値圏。3連休明けの国内勢のドル買い需要や株高によるリスク回避の後退で、円が売り戻されているもようだ。

外為市場では、感謝祭の週は過去10年間に9回、ドル高が進んだという「感謝祭週のドル高アノマリー」が話題を呼んでいるという。

市場では、「感謝祭にドル高になる理論的な根拠はないが、強いて言えば、同週を挟んで年末商戦での消費の好調さを予想する見通しが伝わり、一旦ドルのショートカバーが促されやすい」(外為アナリスト)ことがあるという。

実際23日の海外市場は、感謝祭を控えたドルの「ショートカバー大会」の様相を呈し、ドルが対欧州通貨や対円で大幅に上昇した。

全米小売業協会(NRF)は23日、2020年の米年末商戦(クリスマス商戦)の小売売上高(自動車・ガソリンスタンド・外食除く)が3.6─5.2%増加するとの見通しを示した。金額ベースでは7553億─7667億ドル。

新型コロナウイルス禍が経済を直撃しているにもかかわらず、伸びは前年の4%から拡大する可能性もある。

NRFは、コロナ禍で旅行や娯楽関連の支出が減る分、他の分野では消費拡大が期待できると指摘。「消費者の購買意欲に関しては不確実性が根強いものの、経済は改善しており、消費者の購買力が損なわれたわけではない」と述べた。

一方、トランプ米大統領が23日、バイデン次期政権への移行プロセスを開始することを一般調達局(GSA)のマーフィー長官に許可したと明らかにしたことも、ドル買い材料として意識されている可能性があるという。

ただ、トランプ氏は、大統領選の結果を覆すため、法廷闘争を続ける姿勢も改めて示した。

<08:39> ドル104円半ば、IMMで円ロングが4年ぶり高水準から急減

ドルは104.45円付近で小動き。

市場参加者によると、午前7時頃、ドルが104円前半まで下落したことを示す一部のトレーディング・データがあるが、誤発注の可能性を含む突発的な値動きとして重要視されていないという。

23日のニューヨーク市場の終値は104.54/57円だった。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(11月17日時点)によると、円の買い持ち(円ロング)は2万9667枚と、前週につけた4年ぶりの高水準4万1894枚から急減した。

市場では「米大統領選を巡る混乱がピークを過ぎ、金融市場で極端なリスク回避ムードが後退したことが、円ロングの巻き戻しの背景だろう」(外国銀)との意見が聞かれた。

米連邦政府の米一般調達局(GSA)は書簡で、バイデン前副大統領に政権移行開始可能と通知した。政権移行にはGSAの認定が必要だ。

円と同様に逃避先通貨であるスイスフランでも、ネットロングが1万4924枚(17日時点)と前週の1万5864枚から小幅に減少した。

ユーロロングは同13万3960枚と、前週の13万5287枚から小幅に減少。

英ポンドショートは同1万9746枚と、前週の1万7695枚から小幅に増加した。

<07:45> ドル104.00─105.00円の見通し、感謝祭控えたポジション調整を警戒

ドル/円は104.51円付近、ユーロ/ドルは1.1840ドル付近、ユーロ/円は123.65円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.00―105.00円、ユーロ/ドルが1.1790─1.1890ドル、ユーロ/円が123.30―124.30円とみられている。

前日の海外市場では、11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)が57.9と、10月の56.3から上昇し、2015年4月以来の高水準を付けたことをきっかけに短期筋を中心とするドルのショートカバーが広がったことや、大きめのドル買いフローが出たことで、ドルは104.63円まで上昇した。

また、新型コロナウイルスワクチンを巡る前向きなニュースや次期財務長官に連邦準備理事会(FRB)のイエレン前議長が起用されるとの報道を受け、米国債利回りが上昇したことも、ドル買いを誘った。

この日は、「米消費者信頼感指数などの米指標の発表が予定され、引き続き、感謝祭休暇を控えたポジション調整の動きが警戒される」(外為アナリスト)という。

今日予定される米経済指標では、リッチモンド連銀製造業総合指数や、S&Pケース・シラー米住宅価格指数、週間レッドブック大規模小売店売上高などもある。

米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領は、財務長官にFRBのジャネット・イエレン前議長(74)を起用する方針。民主党関係者2人が明らかにした。バイデン陣営の広報担当とイエレン氏はコメントに応じなかった。

イエレン氏の財務長官起用について市場では、「財務長官の職務に、よりコンセンサスを重視し、産業界に配慮したアプローチを取り入れるうえで、イエレン氏は適任と言える。同氏は緊迫化した政治状況でうまく交渉を進め、追加の景気刺激策を実現することができるだろう)(ケンブリッジ・グローバル・ペイメンツのチーフ・マーケット・ストラテジスト、カール・スカモッタ氏)など、歓迎する声が聞かれる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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