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〔マーケットアイ〕外為:ドル103円半ば、5週間半ぶり安値からの戻り鈍く

[東京 16日 ロイター] -

<15:48> ドル103円半ば、5週間半ぶり安値からの戻り鈍く

ドルは103.53円付近。一時103.42円まで下落し、11月9日以来5週間半ぶり安値を付けた。

外為市場では、14日の安値103.52円が意識されていたほか、103円半ばには大口のドル買い需要があるとの観測が広がっていたが、「103円半ばをあっさり割り込んだことで、ドル売りがいったん加速した」(外国銀)という。

現在もドルの戻りは鈍い。

明日の午前4時には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明する予定だ。

市場では、米国でコロナの感染拡大に終息のめどが立たないことや、米追加景気対策が合意されていないこと、最近の米経済指標の悪化を背景に、米国で超低金利政策が長期化するとの見通しが広がっており、FOMCでは「大きな波乱はないが、ドル安リスクが意識されやすい」(アナリスト)という。

今回公表されるメンバーの経済見通しには、「不確実性」および「リスク」に関する判断が時間の経過とともにどのように変化したかを示すDI(ディフュージョン・インデックス)について、2種類(各4系列)の新しいグラフが追加される。DIは、FOMCメンバーに対して、不確実性やリスクが過去20年に比べて「高い」か「低い」かを尋ね、高いから低いを差し引いて、参加者の数で除して算出される。 「両DIとも、今後、FRBが債券買い入れ額を増加または減少させる際に、判断基準の一つになる」(国内金融機関)とみられる。

米追加経済対策を巡っては、米議会の共和、民主両党の指導部は15日、新型コロナウイルス追加景気対策と予算案を巡り2回にわたり協議を開き、終了後にかなりの進展があったと記者団に語った。

<14:13> ドル103円前半に下落、欧州通貨高受け1カ月超ぶり安値

ドルは103.46円付近。一時103.42円まで下落し、11月9日以来1カ月超ぶりの安値を付けた。

ドル安の背景には英ポンドやユーロなどの欧州通貨がじわじわと買い進まれていることや、米長期金利が低下していることがあるという。

英ポンドは現在1.3463ドル付近できょうの高値圏。

英国と欧州連合(EU)との通商交渉が年内に合意に達するとの期待感が英ポンドの上昇をけん引しているという。

ユーロは現在1.2163ドル付近できょうの高値圏。

ユーロに関して特にポジティブなニュースはないとされるが、日本時間の17日早朝に結果が判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国で超低金利政策が長期化するとの市場の見方が裏付けられるとの期待感が、ユーロ買い/ドル売りを誘発しているという。

一方、オーストラリアのバーミンガム貿易相は16日、中国がオーストラリア産の大麦に高率の関税を課したとして、世界貿易機関(WTO)に提訴する方針を示した。 両国関係が悪化する中、中国政府は5月、オーストラリア産の大麦に合計80.5%の反ダンピング(不当廉売)関税・反補助金関税を課すと発表。事実上、輸出がストップしている。

豪ドルは同報道を受け、0.75ドル前半まで若干軟化したが、現在は0.75ドル半ばでの取引となっている。

<12:02> 正午のドルは103円後半、ドルの反発力は弱い

正午のドル/円は、前日のNY市場午後5時時点(103.66/69円)に比べわずかにドル安/円高の103.61/63円。

ドルは午前9時過ぎに一時103.57円まで下落した後、国内勢の買いフローに支えられ、午前10時過ぎに2回、高値103.72円を付けた。ただ、2回の上値トライにもかかわらず、ドルが伸び悩んだことで、利益確定売りを招く結果となった。

目先の下値めどとして、14日に付けた1カ月ぶり安値103.52円が意識されているほか、テクニカルなサポートは103.20円付近にあるという。

午後の取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたポジション調整が主流になるとみられる。

FOMCの結果は明日17日の日本時間午前4時ごろ判明する。

今回のFOMCでは、月額800億ドルの米国債、同400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れペースに変化はないとみられるが、購入額の増減を具体的な数値目標とひも付けるガイダンス強化策を決定する可能性が高い。

FOMC後に米長期金利が低下すればドル安のインプリケーションがある。また、FOMC声明や議長会見の内容がハト派的で、それを好感してリスク選好の株高となれば、リスク選好下で売られやすいドルと円が共に売られる展開も予想される。

<09:43> ドル103円半ばから小反発、日銀が財務省からドル資金買い入れへ

ドルは103.66円付近。午前9時過ぎに一時103.57円まで下落した後、小幅に反発している。ただ、前日の海外市場でもドルの戻りが鈍かったことから、上値余地はさほど大きくないとみられる。

日銀は16日、財務省の外国為替資金特別会計から米ドル資金を60億ドル程度買い入れると発表した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、金融機関への外貨資金供給のより円滑な実施に備える観点で実施するという。2021年3月末までのいずれかの営業日に、市場の実勢レートで購入する。

ニューヨーク連銀によると、12月10日時点で、日銀のドル流動性スワップ残高(NY連銀からのドル資金の借り入れ残高)はゼロで、9日時点の1億6500万ドルから減少した。残高は11月25日時点で11億0500万ドルだったので、過去2週間程度で大幅に減少したことになる。

日銀によるNY連銀からのドル資金借り入れは、コロナ禍のドル短期金融市場の流動性低下を受けて5月27日に2258億3900万ドルとピークを付けたが、その後は徐々に減少している。

一方、欧州中央銀行(ECB)は10日時点で9億1490万ドル、スイス中銀は71億8400万ドル、シンガポール中銀は6億1900万ドルそれぞれ借り入れており、この3中銀で全体のスワップ残高107億3290万ドルの8割以上を占めている。

<08:25> ドル103円後半、FOMCは資産購入のガイダンス強化へ

ドルは103.63円付近で上値の重さが意識されている。

午前6時半ごろ103.60円まで下落したが、14日に付けた約1カ月ぶり安値103.52円には届かなかった。目先のテクニカルな下値めどは103.20円。

市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)後に、ゼロ金利政策の長期化が意識され米長期金利が低下すればドル売り、米国株が上昇すればリスク選好のドル売り」(アナリスト)とされ、ドル売りバイアスがかかりやすい地合いになっている。

足元ではクロス円がまちまちの傾向を示す中、「対ユーロや対英ポンドといった、ドルストレートでのドル売りに妙味がある」(同)という。

11月4─5日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、大半の参加者が資産の購入ペースや構成を経済状況に関連付ける新たなガイダンスを採用すべきとの見解を示し、期間や年限などを含む新たなガイダンスを近く示す可能性がある。

今回のFOMCでは、月額800億ドルの米国債、同400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れペースに変化はないとみられるが、購入額の増減を具体的な数値目標とひも付けるガイダンス強化策を決定する可能性が高い。

ガイダンスとの関連で、今回公表されるメンバーの経済見通しには、不確実性およびリスクに関する判断が時間の経過とともにどのように変化したかを示すDIについて、2種類の新しいグラフが追加される。 不確実性DI、およびリスクDIは、FOMCメンバーに対して、不確実性やリスクが過去20年に比べて「高い」か「低い」かを尋ね、高いから低いを差し引いて、参加者の数で除して算出される。 「両DIとも、今後、FRBが債券買い入れ額を増加または減少させる際に、判断基準の一つになるだろう」(国内金融機関)という。

<07:50>ドル103.20─104.20円の見通し、FOMC意識したポジション調整

ドル/円は103.69円付近、ユーロ/ドルは1.2150ドル付近、ユーロ/円は125.95円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が103.20―104.20円、ユーロ/ドルが1.2110─1.2210ドル、ユーロ/円が125.60―126.60円とみられている。

米連邦準備理事会(FRB)は昨日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催しており、結果は明日17日の日本時間午前4時ごろ判明する。

「昨日の海外市場では、ドルがじわじわと下値を切り下げる展開となった。FOMCでは、超低金利政策が長期化するとの市場の見方が裏書きされるとの期待が広がる中で、きょうもFOMCを意識した持ち高調整が続きそうだ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。 前日のドル安の背景には、ニューヨーク州などの大都市圏で行動制限が年末にかけて継続されるとの報道などから、米経済の先行き懸念が改めて広がったこともあるという。

米ニューヨーク連銀が15日に発表した12月の同州製造業業況指数は4.9と、前月の6.3から低下した。予想は6.9だった。

米労働省が15日発表した11月の輸入物価指数は前年比0.1%上昇した。石油製品の上昇が食品や自動車の下落に相殺され、予想の0.3%上昇を下回った。新型コロナウイルス感染再拡大と失業率上昇の中、インフレは緩やかに推移するとの見方が裏付けられた。

全スポットレート(ロイターデータ)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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