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〔マーケットアイ〕外為:ドル一時103.15円、欧州通貨高で9カ月ぶり安値

[東京 17日 ロイター] - <16:35> ドル一時103.15円、欧州通貨高で9カ月ぶり安値

ドルは103.20円付近。テクニカルなサポートと見なされていた103.18/20円を下抜けたことでドル売りに弾みがつき、一時103.15円まで下落し、3月12日以来9カ月ぶり安値を付けた。

市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て米国でのゼロ金利政策の長期化予想が一段と強まる中、欧州の景気回復が米国に先行するとの見方も広がっており、欧州通貨高/ドル安が続いている。

ユーロは1.2231ドル付近。一時1.2236ドルまで上昇し、2年8カ月ぶり高値を付けたほか、英ポンドは午後4時台に1.3580ドルまで上昇し、2年7カ月ぶり高値を更新した。

ユーロ買いの手がかりとして、前日発表された12月のドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が52.5となり、前月の51.7から上昇したことなどがある。

英ポンド買いは、英国と欧州連合(EU)の通商協議が近く合意に達するとの思惑から短期筋が先導している。

一方で、米連邦準備理事会(FRB)は15─16日に開いたFOMCで、国債などを買い入れる量的緩和策について、最大雇用と物価安定の目標達成に向けて「さらに著しい進展が見られるまで」継続すると表明、景気回復が確かになるまで大規模緩和を続ける姿勢を明確にした。

市場の一部では、東京都で17日、新たに822人の新型コロナウイルス感染が確認され、過去最多を更新したことも意識されているもようで、「リスク回避の円買い」(国内銀)につながっているという。

<15:38> 英ポンドが1.35ドル後半に続伸、2年7カ月ぶり高値更新

英ポンドは1.3560ドル付近。午後3時ごろに一時1.3564ドルまで上昇し、2018年5月17日以来、2年7カ月ぶり高値を更新した。

英国と欧州連合(EU)の通商協議が近く合意に達するとの見方が、短期筋を中心とする英ポンド買いを誘っている。

英ポンド/円は140.03円付近。一時140.13円まで上昇し、約1週間ぶりの高値を付けた。ただ、円高の影響で、ポンド/円の上昇幅はポンド/ドルに比べて狭くなっている。

英ポンドは11日に直近の安値1.3135ドルを付けた後、今週はきょうまで4連騰している。このため、市場では高値警戒感も広がり始めている。

市場では「ドルが現在の下落傾向から抜け出せる唯一の道は、英ポンドが急落すること」(アナリスト)との意見も聞かれる。

ドル/円は現在103.27円付近。一時103.24円まで下落し、11月9日以来の安値をつけた。

EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長は16日、英国と貿易協定を結べるかどうかは何も言えないとしつつ、交渉は進展しており、向こう数日間が重要との認識を示した。

ただ、漁業権について、あるEUの高官は、向こう3年間EU加盟国の権利を認め、その間に新たなルールを協議するという英国の提案は拒否しており、双方の主張が「かけ離れている」と指摘した。 英議会は17日にクリスマス休暇に入るが、合意に達した場合は緊急招集され、早ければ来週にも承認する可能性がある。

<13:26> ユーロが1.22ドル前半に上昇、2018年4月以来の高値更新

ユーロは1.2235ドルまで上昇し、2018年4月以来2年8カ月ぶり高値を更新した。

ユーロ高の背景は、前日発表されたユーロ圏の経済指標が予想を上回る結果だったことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)で月額1200億ドルの国債等購入プログラムについて「最大雇用と物価安定の目標達成に向けてさらに著しい進展がみられるまで」継続する方針が示されたことで、米国で超低金利政策が長引くとの予想が改めて広がったこと。

「欧州中央銀行(ECB)によるユーロ高けん制に対する警戒感はあるものの、ユーロ圏、特にドイツの景気回復の足取りがしっかりしていることで、とりあえずユーロを買うしかない」(外国銀)という。

ユーロ/円は126.33円付近で底堅さをみせているが、ドル/円で円高が進んでいる影響で、ユーロ/ドルに比べ上昇幅が限定されている。

ドルは103.25円まで下落し、5週間半ぶり安値を更新した。

IHSマークイットが発表した12月のドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.5となり、前月の51.7から上昇した。 製造業の拡大ペースが加速し、サービス業も一部回復。ドイツ経済の底堅さが示された。ロイターがまとめた市場予想は50.4。好不況の分かれ目となる50を6カ月連続で上回った。

<12:02> 正午のドルは103円前半、欧州通貨高受け5週半ぶり安値圏

正午のドル/円は、前日NY市場午後5時時点(103.48/51円)に比べ、ドル安/円高の103.30/32円。

ドルは午前9時半過ぎに高値103.56円を付けたが、その後は、ユーロなど欧州通貨がじわじわと買われ始め対欧州通貨でのドル安が進んだことで、103.30円付近まで下落した。

ユーロは一時1.2213ドルと2年8カ月ぶり高値を付けた。

英ポンドも1.3538ドルまで上昇し、前日付けた2年8カ月ぶり高値1.3555ドルに迫った。

米10年国債利回りは現在0.9279%付近と、前日NY市場午後4時59分時点の0.9196%から上昇しているが、ドル/円の下支え要因にはならなかった。

<10:35> ドル103円前半に下落、欧州通貨高の影響で

ドルは103.36円付近。前日つけた5週間半ぶり安値103.26円に迫っている。きょうは欧州通貨が全般に強含んでおり、欧州通貨に対するドル安がドル/円の重しになっている。

ユーロは1.2206ドルと前日つけた2年8カ月ぶり高値1.2212ドルに接近している。

ユーロは前日発表された経済指標が予想を上回る結果だったことで、ユーロ圏の景気回復が米国に先行するとの思惑が広がっている。

IHSマークイットが発表した12月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が49.8となり、前月の45.3から上昇したほか、ロイター調査の予想45.8を大きく上回った。 景況の拡大・悪化の分かれ目となる50を依然として下回ったものの、新型コロナウイルス感染拡大第2波とロックダウン(都市封鎖)再導入の影響は従来よりも小さかった。

英ポンドは1.3523ドル付近と前日つけた2年8カ月ぶり高値1.3555ドルに迫っている。

英ポンドについては、英国と欧州連合(EU)の通商協議が近く合意に達するとの期待感を手掛かりに短期筋による買いが続いている。

<09:35> 米為替報告書でスイスが操作国指定、フランは0.88フラン半ば

スイスフランは1ドル=0.8855フラン付近。

米財務省が16日、貿易相手国の通貨政策を分析した半期為替報告書を公表し、スイスとベトナムを「為替操作国」に指定した。このほか、台湾、タイ、インドを「監視リスト」に追加した。

スイスフランは16日、一時0.8823フラン付近まで上昇し、2015年1月以来の高値を付けた。その後は0.8891フランまで売られるなど、乱高下した。現在は落ち着きどころを探る展開となっている。

米財務省は、スイスとベトナムが2020年6月まで、外国為替市場に介入したと指摘。スイスの介入の少なくとも一部は、国際収支の調整を防ぐためのスイスフラン押し下げが目的だったとしたほか、ベトナムもドンを押し下げ貿易上の優位性を獲得するために介入の少なくとも一部を利用したとした。

スイス国立銀行(中央銀行)とスイス政府は16日、自国経済に不当に利益になるように外国為替市場に介入を行っていないとの見解を示した。中銀は今後も外国為替市場に積極的に関与していく姿勢を表明。政府は米国と協議する意向を示している。

ドルは103.55円付近。「国内勢の買い需要があるもようで、仲値付近まではこじっかりだろう」(国内銀)との意見が聞かれた。

前日はユーロ高/ドル安のあおりを受けて、ドルは欧州時間に103.26円まで下落し、11月9日以来5週間半ぶり安値を付けた。

<08:52> ドル103円前半、FOMCのフォワードガイダンスは曖昧

ドルは103.45円付近。

前日の欧州時間に一時103.26円まで下落し、1カ月超ぶりの安値を付けた。103.18円付近が目先の下値メドとして意識されている。

米連邦準備理事会(FRB)は15─16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くと全会一致で決定した。

月額1200億ドル規模の国債等購入プログラムについては「最大雇用と物価安定の目標達成に向けてさらに著しい進展がみられるまで」継続するとした。

従来は「今後数カ月間」にわたり買い入れを行うとしていた。

市場では、「『さらに著しい進展がみられるまで』との文言は、曖昧で分かりづらい」(国内銀)との意見が聞かれた。

さらに、今回のメンバーによる経済見通しから「不確実性」および「リスク」を示すディフュージョンインデックス(DI)が付け加えられた。

市場では、「結局のところ資産購入策のガイダンスのファインチューニング(微調整)をしただけにみえる。とりあえずは、追加経済対策の合意を待ち、バイデン政権の目玉である環境インフラ投資の効果を眺めつつというところなのだろう」と三井住友銀行、チーフストラテジストの宇野大介氏は言う。

また、2種類のDIについては、「メンバーの経済見通しが現実と離れてしまった場合のエクスキューズとして使われる可能性がありそうだ。今後は、資産買い入れ額の増減、政策金利の上げ下げと連動させていくか否かに注目したい」(同)という。

<07:57>ドル103.00─104.00円の見通し、1カ月超ぶり安値圏から抜け出せるか

ドル/円は103.44円付近、ユーロ/ドルは1.2196ドル付近、ユーロ/円は126.16円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が103.00―104.00円、ユーロ/ドルが1.2140─1.2240ドル、ユーロ/円が125.70―126.70円とみられている。

米連邦準備理事会(FRB)は15─16日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置いた。月額1200億ドル規模の国債購入プログラムについては「最大雇用と物価安定の目標達成に向けてさらに著しい進展がみられるまで」継続すると表明した。

FOMCの結果に先立つ欧州市場では、独仏およびユーロ圏で購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回る上昇をみせたことで、ユーロが1.2212ドルまで上昇し、2018年4月以来の高値を付けた。

ユーロ/ドルでのドル安は、ドル/円にも波及し、ドルは一時103.26円と11月9日以来の安値を付けた。

その後に伝わったFOMCの決定内容で、FRBが長期債の購入拡大に動かなかったことが判明すると、米長期金利が上昇した。

ドルは一時103.91円まで上昇したが、長期金利の上昇が続かなかったことや、FRBのパウエル議長がFOMC後の会見でハト派姿勢を堅持したことで、ドルは103.40円付近まで押し戻された。

きょうは、「年末の2大イベントの一つ、FOMCが終わったことで、英ポンドの動向に関心が移りそうだ。足元では英国と欧州連合(EU)の通商合意期待で英ポンドが上昇しているが、合意が厳しいとの認識が広がれば、英ポンドが急落する余地もある」(外為アナリスト)という。

「英ポンドが崩れれば、ドルは反発するチャンスを得ることになり、1カ月ぶり安値圏から脱出できるだろう」(同)。

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