[東京 21日 ロイター] -
<12:22> 正午のドルは103円前半、英ポンド大幅安
正午のドルは前週末NY市場終盤の水準と変わらずの103円前半。英ポンド売りやアジア株安に伴って、一時103.25円まで下げる場面もあった。
週明け取引では早朝からポンドが下落。英国で感染力が強いとみられる変異種の新型コロナウイルスが広がっていることを受けて、ジョンソン首相は21日に緊急会議を開いて、対応を協議する。
ポンドは午前を通じてじり安が続き、対ドルで前週末終盤の1.35ドル前半から1.33ドル前半へ、対円でも139円半ばから137円後半まで売られた。
クリスマス休暇を控えて取引が限られる中、ポンド安にアジア株安も手伝って、ドルは買い戻しが先行。ユーロは1.21ドル後半、豪ドルは0.75ドル半ばへ売られた。
<09:26> NZドル73円前半へ下落、巨額買いの短期筋が売りか
朝方からNZドルの軟調ぶりが目立っている。対米ドルで前週末終盤の0.71ドル前半から0.70ドル後半へ、対円でも73円後半から前半へ下落した。
特段の手がかりは見当たらないが、短期筋の買い持ちが大きく膨らむ中、対米ドルで2年半ぶり高値圏まで買われたことで「利益確定の売りが出やすくなっている」(トレーダー)という。
米商品先物取引委員会(CFTC)のIMM通貨先物非商業(投機)部門の取組状況によると、NZドルの買い越し幅は12月15日までの週に18年5月以来の高水準へ達した。
ドルは103円前半で一進一退。
<07:48> ドル102.70─103.70円の見通し、英の悲観と米の楽観
きょうの予想レンジはドル/円が102.70―103.70円、ユーロ/ドルが1.2200─1.2270ドル、ユーロ/円が126.10―126.90円付近。
早朝の取引でポンドが下落。週末に欧州各国が、変異種の新型コロナウイルスが広がっている英国からの渡航禁止を発表したことなどが話題となっている。
ポンド安/円高を受けて、ドルも朝方の薄商いの下、高値103.55円から103.32円まで売られた。
一方、米国議会が週末の協議を経て、追加経済対策に合意したとの報道を背景に「円を売り込もうとする動きもある」(証券)といい、円は売買が交錯しやすい状況だ。
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