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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円前半、ユーロの動向がドル/円の「試金石」に

[東京 12日 ロイター] -

<09:02> ドル104円前半、ユーロの動向がドル/円の「試金石」に

ドルは104.10円付近で軟調。上値の重さが意識されている。目先の上値抵抗線は、昨年12月2日の高値104.75円とみられている。

外為市場では、ユーロの動向がドル/円の今後の展開を決める試金石となっているという。

ユーロは現在1.2160ドル付近でこじっかり。

ユーロは6日に1.2349ドルまで上昇し、2018年4月以来の高値を付けたが、その後、急反落して11日には1.2132ドルと3週間ぶりの安値を付けた。

市場では、「ドル/円が104円台に乗せたのも、対ユーロでのドル高の勢いを借りた側面が大きい。ユーロ安/ドル高がこれからも進むのかが、ドル/円の目先の方向性を決めるだろう」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ユーロが反発するようであれば、ドル/円の伸びしろもおのずと限られてくる。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(1月5日までの週)によると、枚数ベースの円のネットロングは5万0190枚と、前週の4万7350枚から増加した。

5日時点のユーロのネットロングは14万2991枚と、前週の14万3076枚からわずかに減少した。

市場では、「最近のユーロ安に鑑みて、現時点でユーロのネットロングがさらに縮小している可能性はあるが、大規模な取り崩しには至っていない」(FX会社)との見方が出ていた。

<07:45> ドル103.70─104.70円の見通し、米長期金利とユーロ安を注視

ドル/円は104.24円付近、ユーロ/ドルは1.2153ドル付近、ユーロ/円は126.60円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が103.70―104.70円、ユーロ/ドルが1.2110─1.2210ドル、ユーロ/円が126.20―127.20円とみられている。

東京市場が休場だった11日の海外市場で、ドルは米追加経済対策への期待を背景とする米国債利回りの上昇を受けて小幅高となった。

リフィニティブによると、米10年債利回り利回りは1.1480%と、昨年3月20日以来の水準に上昇した。現在は1.1443%付近の気配。

米金融市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2023年後半までに利上げに踏み切るとの見方が強まっており、ユーロドル金利先物は23年9月限が1回以上の利上げを織り込んでいる。

一方、米労働省が8日に発表した2020年12月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、8カ月ぶりに悪化に転じた。国内でなお猛威を振るう新型コロナウイルスにより、パンデミック(世界的大流行)禍からの回復が一時的に失速する可能性を示唆した。

「米雇用統計がこれほど悪くても、ドルが買われてしまう時間帯になっている。きょうも米国債利回りとそれを受けたユーロの動向、および株価の動向が注目される」(外為アナリスト)

米国株式市場では、このところの米金利急騰を受けて、高値警戒感が出ており、11日には主要株価3指数が下落して取引を終えた。

米長期金利の上昇を背景とするドル高/ユーロ安を受けて、ユーロは11日に1.2132ドルまで下落し、昨年12月21日以来の安値を付けた。

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