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〔マーケットアイ〕外為:ドル103円後半、ユーロ先物のロング増加でドルに根強い先安観

[東京 25日 ロイター] -

<09:07> ドル103円後半、ユーロ先物のロング増加でドルに根強い先安観

ドルは103.77円付近。

商業決済が集中しやすい五・十日に当たるこの日は、仲値公示まで輸入企業によるドル買いが先行する可能性があるという。ただ、104円台ではドルを売り遅れた輸出企業による売りも予想され、上値が抑えられそうだ。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(1月19日までの週)に基づくロイターの算出によると、ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は344億8000万ドルと、2011年5月以来の高水準を記録した。

枚数ベースでは、円のネットロング(買い持ち)が19日時点で5万0014枚と、前週の5万0520枚から微減する一方で、ユーロのネットロングが同16万3466枚と、前週の15枚5890枚から増加した。 「前週はユーロ安傾向が見られたが、先物ではロングが逆に増えている。欧州中央銀行(ECB)の理事会でユーロ高けん制があった後もユーロが買われたことに鑑みて、ドルには根強い先安観がありそうだ」(外為アナリスト)という。

テクニカル面では、「短期筋がユーロロング(を作った時)のコストが悪くないので、少しぐらいユーロが下落しても、手じまう理由がない」(FX会社)との指摘がある。

市場参加者らによると、欧州各国ではロックダウンが延長されているが、ECBが景気の先行きについてそれほど悲観的になっていないことも、ユーロの根強い強さの背景だという。

ECBのラガルド総裁は21日の会見で、成長リスクは引き続き下向きに傾いてはいるが、顕著ではないと指摘し、「パンデミックの影響が薄れるにつれて、緩和的な財政・金融政策が需要の回復を後押しし、中期的に物価への上昇圧力がかかる」と予想した。

<07:53>ドル103.40─104.20円の見通し、米大型経済対策の早期成立に暗雲か

ドル/円は103.80円付近、ユーロ/ドルは1.2169ドル付近、ユーロ/円は126.33円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が103.40―104.20円、ユーロ/ドルが1.2120─1.2220ドル、ユーロ/円が125.80―126.80円。

22日の朝方のニューヨーク市場では、IHSマークイットが朝方発表した1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が2007年5月以来13年8カ月ぶりの高水準となったことを受け、ドルがじわじわと強含んだ。

市場参加者によると、その後、米メディアが、バイデン新政権による大型の新型コロナウイルス追加経済対策の必要性を疑問視する野党・共和党議員が増えていると報じたことや、IBMやインテルの低調な決算を受けて米国株が売られ、リスク回避の地合いが広がり、リスク回避で買われやすいドルがさらに買われる流れとなった。

ただ、22日ニューヨーク市場のドルの高値は103.88円にとどまり、市場参加者は104円台までドルを買い上げることには慎重だった。

きょう25日は、「米国の大型経済対策の早期成立に関する報道や株価動向が鍵を握りそうだ。週のヤマ場は、26、27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)となるだろう」(外為アナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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