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〔マーケットアイ〕外為:ドル104円後半、リスク回避の円売りか円買いか 意見が対立

[東京 1日 ロイター] -

<10:08>ドル104円後半、リスク回避の円売りか円買いか 意見が対立

ドルは104.67円付近。

29日の欧州時間にドルは一時104.94円まで上昇し昨年11月16日以来の高値を付けたが、今朝の取引では若干のドル売りに押されている。

一方、ユーロ/円は126.97円付近でこじっかり。

欧州中銀(ECB)が追加利下げに消極的との前週末の報道を手掛かりに、ユーロは29日に127.33円まで上昇し、1月8日以来の高値を付けた。

市場では「対ドルでも対ユーロでも円売りが目立ってきた。米国株が不安定になってきたことで、これまではリスク回避のドル買いが先行してきたが、これからはリスク回避の円売りが進む余地もある」(アナリスト)との意見が聞かれた。

ただ、米長期金利の上昇余地が限られるため、円安進行にも限界があるとの指摘も聞かれ、「米国株の下方調整が一段と進めば、リスク回避の円買いの芽もでてくる」(外国銀)とされ、市場参加者の意見はバラバラだ。

いずれにせよ、過去1、2日の外為市場では、米国株の乱高下にユーロの買い戻しや月末月初の実需のフローが加わり、トレンドを見極めるには困難な状況だったという。

株式市場のセンチメントが最終的に円相場にどのような影響を及ぼすのかを見極めるにはもう少し時間がかかりそうだ。

投資家の市場心理を示すVIX指数(恐怖指数)は足元で33.09%と3カ月ぶりの高水準にある。同指数は27日に37.21%まで上昇し、いったん30%前半まで低下したが、前週末に再び上昇した。

<08:19> IMMで円ロングが4年3カ月ぶり高水準から減少、スポットと整合性

ドルは104.77円付近でこじっかり。ユーロは1.2122ドル付近。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、円のネットロング(買い越し)は1月26日時点で、4万4992枚と、前週の5万0014枚から小幅に減少した。

円のネットロングは1月12日に5万0520枚と2016年10月4日以来の高水準まで膨らんだが、それ以降は2週連続で減少している。

この間のスポット市場のドル/円は、12日の安値103.72円から、29日の104.94円まで円安傾向となり、IMMでの円ロングの減少と整合的な動きになっている。

ユーロのネットロングは1月26日時点で16万5344枚と前週の16万3466枚からわずかに増加した。

市場では「欧州中央銀行(ECB)の度重なるユーロ高けん制にもかかわらず、ユーロのロングはしぶとい。投機筋はユーロが節目の1.20ドルを割り込まない限り、まだユーロロングで大丈夫という感覚なのだろう」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ECBを巡っては、前週半ばには「ECB当局者から、まだ緩和余地があるとの発言が聞かれ、為替市場では間接的なユーロ高けん制と捉えられたが、前週末にかけて、異なる意見も出てきたようだ」(外国銀)という。

複数の関係筋によると、ECBは、新型コロナウイルス禍で打撃を受けている域内経済に対し、利下げによる押し上げ効果はほとんど期待できないと考えており、ユーロ高でも足元の経済を懸念していないことから、すでに過去最低水準にある金利を今後さらに引き下げる可能性は低いもようだ。

理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は27日、金融状況の改善とインフレ目標の達成に必要であれば、中銀預金金利をさらに引き下げる余地があると発言。これをきっかけに市場では利下げ観測がくすぶっていた。

<07:48> ドル104.30─105.30円の見通し、不安定な株価を警戒

ドル/円は104.78円付近、ユーロ/ドルは1.2129ドル付近、ユーロ/円は127.05円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が104.30―105.30円、ユーロ/ドルが1.2080─1.2180ドル、ユーロ/円が126.60―127.60円とみられている。

29日の欧州市場でドルは一時104.94円まで上昇し昨年11月16日以来の高値をつけた。その後のニューヨーク市場では月末の売買が交錯する中で米国株が大幅安となり、ドルは104.62円付近まで押し戻された。ただ、ニューヨーク時間午後にはドルは若干買い戻された。

きょうも「不安定な値動きを見せる株価を注視したい」(外為アナリスト)という。

為替市場ではリスク回避地合いでドルと円が買われやすいが、最近の傾向ではドル買いが先行するケースが多い。

ただ、「米連邦準備理事会(FRB)のゼロ金利政策の継続を踏まえれば、ドルがすんなり105円台に乗るという絵は、現時点では描きにくい」(同)という。

一方、対ユーロでは円売りが目立ち、ユーロ/円は29日に127.33円まで上昇し、1月8日以来の高値をつけた。

きょうは午前10時45分に中国財新の購買担当者景気指数(PMI)の発表が予定されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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