[東京 4日 ロイター] -
<12:01> 正午のドルは105円付近、豪ドルが底堅い
正午のドルは前日NY市場終盤と変わらずの105円ちょうど付近。アジア株が小動きにとどまる中、豪ドルが小幅に上昇した程度で、主要通貨に目立った動きはなかった。
豪ドルは80円前半へ朝方の水準から20銭程度上昇した。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2日の理事会で、債券買い入れプログラムを1000億豪ドル増額したものの、一部でうわさされていた国債利回り目標の年限長期化は見送られた。
豪ドルは前日、海外市場にかけていったん79円台へ下落した後、日本時間朝方には80円台へ切り返していた。
<09:40> ドル105円ちょうど付近、上値に売り
ドルは105.00円付近で一進一退。「105円台は日本勢の売り姿勢が強い」(外銀)との声が出ている。
市場では、前日の豪中銀総裁発言、欧州中央銀行(ECB)のドラギ前総裁がイタリアの首相候補指名を受け入れる意向を示し、イタリア国債金利が急低下したことなどが話題を集めているが、豪ドルやユーロにそれほど大きな動きはなかった。それより「ドルの(買い戻しにつながる)持ち高調整が一巡したのかが注目点」(証券)という。
<07:59> ドル104.70─105.30円の見通し、異例の上昇一巡か
きょうの予想レンジはドル/円が104.70―105.30円、ユーロ/ドルが1.2000─1.2060ドル、ユーロ/円が125.80―126.80円付近。
株高が加速した海外市場では、豪ドルやNZドルなどが上昇。ドルと円はともに売買が交錯し、ドル/円は前日東京市場終盤の105円ちょうど付近から横ばいが続いた。
ユーロもいったん2カ月ぶり安値を更新したが、1.20ドルの大台を割り込むことなく反発した。リスクオンムードの下でドルが買われる、ここ数日の異例の動きに落ち着きが見え始めた形だが、その背景には「オプション関連売買の影響もある」(トレーダー)といい、いましばらく見極めが必要だという。
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