[東京 9日 ロイター] -
<07:55> ドル104.90─105.70円の見通し、FRB議長講演控え米金利を注視
ドル/円は105.22円付近、ユーロ/ドルは1.2051ドル付近、ユーロ/円は126.83円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が104.90―105.70円、ユーロ/ドルが1.2000─1.2100ドル、ユーロ/円が126.30―127.30円とみられている。
前日の海外市場では、米10年国債利回りが一時1.2000%と昨年3月以来の高水準に達したことを手掛かりに、ドルが105.67円付近まで買われた。しかし、その後、同利回りが1.1500%付近まで低下すると、ドル/円も歩調を合わせて105.15円まで下落した。
現在、米10年国債利回りは1.1757/1739%の気配。
きょうは「10日に予定される米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控えて、ポジション調整等から米長期金利の上昇が抑制される可能性がある」(外為アナリスト)との意見が聞かれ、米長期金利が低下するようであれば、ドル/円も連動して下落する公算が大きい。
また、前日米国株が過去最高値を更新したことで、きょうのアジア市場も株高になる余地があるが、「昨日の東京市場の展開をみると、株高でリスク選好の円売りにはなりにくくなっている。むしろ、株高で、円とドルが同時に売られ、ドル/円は方向感がでにくい」(同)という。
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