[東京 19日 ロイター] -
<12:16> 正午のドルは108円後半、日銀の発表待ち
正午のドルは前日NY市場終盤と変わらずの108円後半。日銀政策決定会合の結果発表を前に、午前の取引は様子見ムードが強かった。
ドルは朝方の安値108.92円から、仲値公示後に109.10円まで上昇。その後はほぼ横ばいだった。
みずほ証券によると、2016年以降の声明文の平均公表時刻は午後0時04分。きょうはその時間を過ぎても発表がないため、市場では何らかの政策変更があるとの見方が強まっている。
<09:33> ドル109円付近、日銀後は円金利に注目 発表午後1時過ぎか
ドルは109.00円付近を推移。アジア株の出足は小幅安で、円相場に目立った反応はない。きょうの日銀会合は「円金利の反応度合いが円相場に影響を与えるだろう」(外銀)との声が出ている。
みずほ証券によると、2016年以降の声明文の平均公表時刻は12時04分。ただ、イールドカーブ・コントロール(YCC)が導入された16年9月は午後1時18分、10年金利の許容レンジが拡大された18年7月は午後1時03分と、ともに午後1時を過ぎていたという。
<07:59> ドル108.60─109.40円の見通し、日銀会合は見方交錯
きょうの予想レンジはドル/円が108.60―109.40円、ユーロ/ドルが1.1860─1.1960ドル、ユーロ/円が129.30―130.30円付近。
海外市場では米国債金利が大きく上昇し、ドルが堅調。株安を背景に円が連れ高となる形で、クロス円が下落した。NZドルは前日夕方の高値79円前半から77円後半まで売られ、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の上昇を帳消しにした。
きょうの注目は日銀会合。長期金利の変動幅を上下0.25%程度に拡大する方向との事前報道で、前日には円が買われる場面もあった。市場では「現行制度から0.05%拡大するだけの微調整」(FX会社)との声と、「これをきっかけに少しずつテーパリングが始まる」(外銀)可能性をうがつ見方が出ている。
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アジアスポットレート(同)
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スポットレート(日銀公表)
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