for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

〔マーケットアイ〕外為:ドル110円後半、「米長期金利2%・ドル115円」のシナリオも

[東京 31日 ロイター] -

<15:44> ドル110円後半、「米長期金利2%・ドル115円」のシナリオも

ドルは110.70円付近。イースター(キリスト教の復活祭)休暇を控えた欧州序盤の取引では、東京市場とは逆の動き(円とユーロの買い戻し)が先行し、ドルは正午過ぎにつけた1年ぶり高値110.97円から下落している。 ユーロは1.1720ドル付近。同じく正午過ぎに付けた約5カ月ぶり安値1.1704ドルから反発している。

このところのドル/円は、米長期金利の動向にほぼ連動して上昇しているが、外為市場では「米長期金利2%、ドル115円」のシナリオも浮上している。

米長期金利の上昇が続けば、いずれ株式市場にネガティブな影響が及ぶとの警戒感もあり、株安でリスク回避地合いが広がれば、円が買われやすくなる。

しかし、「歴史的にみれば、(米長期金利の)2%や3%台はまだ低金利であると言え、経済に甚大な悪影響が及ぶようなレベルではない」(機関投資家)との意見も聞かれ、金利上昇で株価が大幅に崩れなければ、ドルが続伸する余地があるという。

前日の海外市場で米10年国債利回りは、ビッドサイドで1.77%後半まで上昇し、1年2カ月ぶり高値を付けた。背景には、期末・期初のポートフォリオ入れ替えに伴う売りや、ポジション解消売りがあるとされる。

米国でのコロナワクチン普及に伴う経済正常化への期待感やインフレ期待、また、バイデン政権の大規模財政出動に伴う国債の大量増発懸念も金利高の背景となっている。

<14:23> ドル110円後半、米長期金利の持ち直しで1年ぶり高値圏にとどまる

ドルは110.86円付近。

期末・期初に絡む売りを受けて米長期金利が持ち直したことで、ドル/円は正午過ぎに一時110.97円と昨年3月以来1年ぶりの高値を付けた。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは現在1.7369/7351%の気配。

前日の海外時間に1.7760%まで上昇し、1年2カ月ぶり高値を付けたが、その後同利回りは反落し、日本時間の午前6時台には1.7064%まで低下した。

市場では「金利はいったんある方向に動き出すと、長くてしつこい」(外国銀)との声も聞かれ、米長期金利は上下動を繰り返しながらも、上昇トレンドを続けるとの見方が出ている。

<12:02> 正午のドルは110円後半、110.87円まで上昇し1年ぶり高値

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(110.34/39円)に比べ、ドル高/円安の110.82/84円。

月末・期末・年度末のきょうは、実需筋のドル買いが先行し、ドルは朝方の安値110.28円から正午付近に110.87円まで上昇し、昨年3月26日以来1年ぶりの高値を付けた。

実需の買いに加え、米長期金利が安値から持ち直したことや、ユーロに対するドル高の影響もあり、ドル/円は上昇の勢いを維持した。

ユーロは午前の取引で1.1705ドルまで下落し、昨年11月4日以来約5カ月ぶりの安値を付けた。

市場では「1.17ドルの大台を割り込む可能性が高まっている。欧米の金利格差や、欧州でのワクチン接種の遅れによる経済への懸念などがユーロの足を引っ張っている」(国内銀)との見方が聞かれた。

一方、米国では経済の先行きを楽観視する金融当局者が多く、投機筋によるドル買い/ユーロ売りのインセンティブとなっている。

リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は30日、新型コロナの感染拡大下で膨らんだ家計の貯蓄や消費者の累積需要が、ワクチン接種が進み、気候が暖かくなるにつれて解き放たれると指摘。

これまでの政府の6兆ドル近い景気対策と米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和を背景に、今年の米経済について非常に「強気」な見通しを持っているとした。

<10:16> ドル110円後半まで続伸、月末・期末の買い一巡後は反落

ドルは110.58円付近。仲値公示にかけて一時110.73円まで上昇し、昨年3月26日以来1年ぶりの高値を更新した。

きょうは月末・期末・年度末で実需筋による駆け込み的なフローが予想されていたが、実需のフローではドル買いが先行したもようだ。

ただ、ドル/円の先導役を担ってきた米長期金利が前日の高水準から大幅に低下していることもあり、ドル/円も足元では高値から反落傾向にある。

先ほど発表された3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)では、製造業PMIが51.9と前月の50.6を上回り、非製造業PMIが56.3と前月の51.4を大幅に上回った。

オフショア人民元は現在1ドル=6.5725元付近と、前日の終値とほぼ変わらずだが、オフショア人民元は、欧米諸国との対立やドル高の影響で、昨年12月1日以来、ほぼ4カ月ぶりの元安水準にある。

<09:27> ドル110円前半、米長期金利反落でも1年ぶり高値更新

ドルは110.45円付近。一時110.48円まで上昇し、前日ニューヨーク市場で付けた1年ぶり高値110.42円を上回り、1年ぶりの高値を更新した。

米長期金利は現在1.72%付近と、前日のニューヨーク時間に付けた1年2カ月ぶり高値1.7760%からは大幅に反落しているものの、月末・期末のフローを受けて、ドル買い/円売りがやや勢いづいている状況。

この時間帯には、バイデン米大統領がきょう発表するインフラ計画の内容が徐々に明らかになっているが、このインフラ計画や、米国内でのワクチン接種の広がりによる米経済の正常化への期待がドル高に寄与しているとみられている。

関係者によると、バイデン大統領は雇用とインフラ整備に向け2兆ドル程度の支出を求める見通し。また、雇用・インフラ計画には、8年間の支出が含まれる。

ユーロは1.1722ドル付近。前日に1.1711ドルまで下落し、昨年11月5日の安値と面合わせした。

市場では「円安に比べて、ユーロ安はまだ若い。夏にかけて投機筋のユーロポジションは現在のロングからショートに転換すると見込んでいる」(外為アナリスト)との声が聞かれる。

IMM通貨先物の非商業(投機)部門の取り組みによると、23日時点のユーロロングは9万3322枚と、前週の8万9976枚から増加した。

しかし、スポット取引でユーロは23日以降続落しており、ほぼ5カ月ぶりの安値を更新中であることに鑑みて、ユーロロングは足元で相当程度圧縮されていると推察される。

<07:45> ドル110.00─110.80円の見通し、期末フローと米インフラ計画を注視

ドル/円は110.36円付近、ユーロ/ドルは1.1716ドル付近、ユーロ/円は129.29円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が110.00―110.80円、ユーロ/ドルが1.1670─1.1770ドル、ユーロ/円が128.80―129.80円とみられている。

前日のニューヨーク市場でドルは米長期金利の大幅高に呼応して110.42円まで上昇し、昨年3月26日以来の高値を付けた。

きょうは「月末・期末の駆け込み的なフローが予想される。久々の110円台では相応の売りフローが見込まれる一方で、ドルを買い遅れた実需の動きも出そうだ」(外為アナリスト)という。

ドル/円の手掛かり材料として、引き続き米長期金利の動向が注目されるほか、バイデン米大統領によるインフラ投資計画の発表も注目されている。

バイデン大統領は31日、ピッツバーグでインフラ計画の資金調達について発表。道路や橋の再建、所得の平等といった国内問題のほか、気候変動などが計画に盛り込まれるとみられ、総額は最大4兆ドルに上る可能性がある。

また、レバレッジを効かせた取引で損失を出した投資会社アーケゴス・キャピタルを巡る問題では、世界の金融機関が損失を被っているとみられ、それらの損失をカバーするためのポジション解消売りには注意が必要だ。

JPモルガンのアナリストらは30日、アーケゴス問題で世界の銀行の損失が100億ドルに達する恐れがある、とした上で「業界の通常の巻き戻しシナリオをはるかに超えている」と指摘。「第1・四半期の業績に大きな影響を与える可能性がある」とした。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up