[東京 7日 ロイター] -
<12:00> 正午のドルは109円後半、ドル売りに一服感も
正午のドルは前日NY市場終盤からほぼ横ばいの109円後半。狭いレンジの範囲で推移しているが、一時109.58円まで下落する場面もみられた。市場では、日経平均がマイナス圏での推移となり、円買いが広がったとの見方が出ていた。
きょうは全体的に値動きが限定的だが、米長期金利の低下に伴うドル売りには一服感もみられ、「足元では再びドルを買い戻す動きもあるようだ」(外銀)との声も聞かれた。
<09:37> 英ポンド151円後半、3年ぶり高値更新後の下げ一服
英ポンドは現在151円後半。前日海外で3年ぶり高値となる153円半ばまで上昇した後、特段の手がかりがないまま151円半ばまで大きく売られたが、現在は下げ渋っている。
海外市場でポンドは対ドル、対ユーロでも下落するなど売り圧力の強さが目立った。「休場明けで戻った海外の参加者から売りが出ていた」(外銀)といい、直接のきっかけはなかったものの、最近の上値の重さが利益確定の売りを誘ったようだ。
ポンドは前日に対ユーロでも1年2カ月ぶり高値を更新。英国でのワクチン接種が他の主要国より進んでおり、早期の景気回復が期待できると評価する声が上がっていた。
ドルは109円後半で推移。日経平均は反発スタートとなったが、ドル/円の動きは限定的となっている。
<08:01> ドル109.30─110.30円の見通し、米長期金利に注目
きょうの予想レンジはドル/円が109.30―110.30円、ユーロ/ドルが1.1820─1.1920ドル、ユーロ/円が―129.80―130.80円付近。
前日の米市場では、長期金利の低下を受けたドル売りが活発となり、対円で1週間ぶりの安値を付けた。現在は109円後半で推移。
米長期金利の低下については、特段目新しい材料は出ていないが、「これまで上昇基調にあったので、上昇が一服したのではないか」(ブローカー)との見方が出ており、本日のドル/円も米長期金利の動向をにらみながらの推移になる見通しだという。
国際通貨基金(IMF)は6日発表した世界経済見通しで、今年の世界の成長率予想を6%に再度上方修正した。これを受け、投資家の楽観ムードが広がり、「ユーロの買い戻しとドル安が進んだ」(同)という。
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