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〔マーケットアイ〕外為:IMMで投機筋が円ショートを圧縮、円売り続行に気迷いか

[東京 12日 ロイター] -

<08:03> IMMで円ショートが小幅減、円売り続行に気迷いか

ドルは109.74円付近で小幅な値動き、ユーロは1.1900ドル付近で堅調

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、先物での円ショート(売り持ち)は6日時点で5万7989枚と、前週の5万9481枚から小幅に減少した。

投機筋が保有する円のポジションは3月16日に、昨年2月以来初めてロングからショートに転換し、その後は急ピッチで円ショートが拡大していた。

しかし、足元では円ショートの拡大は止まり、気迷いがみられる。

市場では「FRB幹部らによる度重なる金融緩和の続行宣言をうけて、年初に盛り上がっていたテーパリング(量的緩和の早期縮小)観測は市場から消失した。このため、米長期金利の上昇力は弱まり、ドル/円も伸び悩んでいる。その辺の動きが先物のポジションに素直に投影されている」(アナリスト)との意見が出ていた。

リフィニティブによれば、米10年国債利回りは3月30日に1.7760%と直近の高値を付けた後は低下傾向に転じ、現在1.6660%付近の気配となっている。

ユーロロング(買い持ち)は6日時点で6万7522枚と、前週の7万3739枚から小幅に減少した。

「ユーロロングの減り方はスピードダウンしている。投機筋が目下保有するロングはコストが良いものが多いとみられ、ロスカット的な(ユーロロングの)処分売りが出にくい状況だとみている」(国内銀)という。

英ポンドロングは6日時点で1万9951枚と、前週の2万4959枚から減少した。

<07:38>ドル108.50─110.50円の見通し、米長期金利の上昇一服で目線下向き

ドル/円は109.70円付近、ユーロ/ドルは1.1896ドル付近、ユーロ/円は130.53円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.50―110.50円、ユーロ/ドルが1.1830─1.1930ドル、ユーロ/円が129.80―130.80円とみられている。

9日のニューヨーク市場では、3月の米卸売物価指数(PPI)が前年同月比4.2%上昇し、9年半ぶりの高い伸びを示したことを受けて、米国債の利回りが上昇し、ドルが買われた。

きょうの東京市場について、「米連邦準備理事会(FRB)が長期間にわたって現行のゼロ金利政策や量的緩和を維持するとの期待が、やっと市場に浸透してきたので、ドルを買いづらい状況になっている」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

また、「バイデン大統領のインフラ投資計画も、予定通りに進まないリスクも意識され、ドル/円の重荷になり得る」(同)という。

とはいえ、今週もドル/円の先導役は米長期金利になるとみられ、今週予定される米消費者物価指数(CPI)などの物価指標がインフレ率の上昇を示し、それを受けて米長期金利が上昇すれば、ドル/円にも上値余地が出てくるだろう(同)という。

パウエルFRB議長は8日、米経済活動再開に伴う支出拡大や供給のボトルネックによって年内に物価が上昇する公算が大きいとしつつも、持続的なインフレとはならないとの見解を示した。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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