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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは109円後半、米長期金利の持ち直しを好感

[東京 13日 ロイター] -

<12:02> 正午のドルは109円後半、米長期金利の持ち直しを好感

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(109.37/40円)に比べ、ドル高/円安の109.62/64円付近だった。

ドルは午前9時過ぎから断続的に買い進まれ109.67円まで上昇した。仲値にかけては国内勢の買いが散見されたほか、正午にかけては米長期金利の持ち直しがドル/円の上昇をけん引した。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは、早朝に1.6675%まで反落していたが、正午付近に1.68%半ばまで持ち直した。

きょうの米国時間には3月の米消費者物価指数(CPI)と30年国債の入札が予定され、注目が集まっている。ロイター調査の予想平均値では、3月CPIは0.5%上昇と前月の0.4%上昇から小幅に上昇ペースが速まる見通し。

市場では「インフレへの関心がにわかに高まっている。CPI発表後に米長期金利が上昇すれば、ドルも連れ高になりそうだ」(外国銀)との意見が聞かれた。

米ニューヨーク連銀が12日公表した3月の月次調査から、消費者の短中期インフレ上昇期待が約7年ぶりの水準に上昇したほか、労働市場を巡る楽観的な見方が強まっていることが分かった。

<10:20> ドル109円半ばに上昇、ユーロは1.19ドル付近で底堅い

ドルは109.56円付近。仲値にかけての実需の買いや、株高や米長期金利の小幅高を受けて、109.62円まで上昇した。

クロス円も上昇気味で、英ポンド/円は早朝の安値150.28円付近から150.55円まで上昇した。ユーロ/円も130.28円から130.42円までじり高となっている。

ドルは対円では上昇しているものの、対ユーロではやや弱含んでいる。

ユーロは1.19ドル付近で底堅い展開。一時1.1915ドルまで上昇した。

欧州連合(EU)統計局が昨日発表した2月のユーロ圏の小売売上高が、一部の国が新型コロナウイルス感染防止策をいったん緩和したことが寄与し、前月比3.0%増と予想を上回る上昇をみせたことが、ユーロのセンチメントに貢献しているという。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、ユーロロング(買い持ち)は4月6日時点で、6万7522枚と前週の7万3739枚から減少し、約1年ぶりの低水準となった。

ただ、「足元でのユーロの健闘ぶりをみていると、投機筋はユーロロングを全て解消する方向には動いてはいない。いずれロングの減少はペースダウンし、ロングが増える可能性もある」(国内銀)との意見が出ていた。

<08:40> ドル109円前半、米長期金利の上昇には反応薄

ドルは109.36円付近でやや上値が重い。

ドル/円は前日のニューヨーク市場の後場から今朝まで109.40円を挟んで上下5―6銭程度の狭いレンジに収まっており「やる気のない値動き」(アナリスト)だという。

リフィニティブによると、米10年国債利回りは1.6746/6728%の気配で。ニューヨーク市場の午後5時05分時点の1.6693%から上昇しているが、ドル/円は珍しく反応薄だ。

こうした「やる気のなさ」や反応薄の裏には、きょう発表予定の3月の米消費者物価指数(CPI)を見定めたい参加者が多いことがある。

ロイター調査の予想平均値では、3月CPIは0.5%上昇と前月の0.4%上昇から小幅に上昇ペースが速まる見通し。コア物価指数の予想平均値は0.2%上昇と前月の0.1%上昇から同じくペースが速まるとみられている。

米国内のインフレとそれを映した米長期金利の動向が引き続きドル/円の先導役になるとみられ、市場では「米長期金利が再びしっかりとアップトレンドに入るまでは、ドルを買いにくい」(外国銀)との意見も聞かれた。

米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は9日、今年予想される一過性の物価の上昇が来年になっても反転しない場合、FRBは政策運営においてその点を考慮する必要があるとの考えを示した。

FRB当局者らが予想する物価の伸びは、2021年が中央値で2.4%に上向く一方、22年は2.0%に落ち着くというシナリオだ。

FRBが物価の目安として注目する米コア個人消費支出(PCE)価格指数は、2月に前年比プラス1.4%と、1月の1.5%からわずかに低下した。

<07:45> ドル109.00─110.00円の見通し、米CPIと長期金利の反応待ち

ドル/円は109.38円付近、ユーロ/ドルは1.1914ドル付近、ユーロ/円は130.30円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が109.00―110.00円、ユーロ/ドルが1.1870─1.1930ドル、ユーロ/円が129.80―130.80円とみられる。

前日の米国市場では、580億ドルの3年債入札が底堅くなる一方、380億ドルの10年債入札はやや弱めとなった。しかし、ドルの反応は極めて鈍かった。

「ドル/円は、これまでは米長期金利の動きにほぼ連動していたが、昨日は状況が変わっていた。入札を経て米長期金利が1.68%台まで上昇した際にも、ドル/円は横ばいで反応薄だった。きょう発表される消費者物価指数(CPI)待ちとなっているのだろう」(外為アナリスト)という。

米労働省は13日に3月のCPIを発表する。米財務省は240億ドルの30年債入札を実施する予定だ。

市場ではインフレ期待が高まっているため、CPIが高水準となれば、米長期金利高/ドル高が予想される一方で、CPIが落ち着いていれば、米長期金利が低下し、ドルも一段安となる可能性がある。

また、30年債入札の結果も米長期金利の動向に影響を及ぼす可能性が大きく注目されている。

先週9日に発表された3月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比1.0%上昇、前年同月比4.2%上昇。前年同月比の伸びは2011年9月以来の高水準だった。

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