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〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半に下落、米長期金利続落でロングの投げも

[東京 14日 ロイター] -

<09:27> ドル108円後半に下落、米長期金利続落でロングの投げも

ドルは108.88円付近。早朝の高値109.07円から108.82円まで下落した。米長期金利の低下を受けて、ドルが心理的節目となっていた109円ちょうどを割り込んだことで、ドル売りが勢いづいた。

市場では「110円台でコストの悪いロングを保有していた短期筋が、ロングを巻き戻しているようだ」(国内銀)との意見も聞かれた。

米10年国債利回りは一時1.6145%付近まで低下した。同利回りは前日の東京時間終盤に一時1.7032%まで上昇したが、その後は、徐々に水準を切り下げている。

前日発表された3月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、総合指数が前月比0.6%上昇、前年同月比2.6%上昇し、予想を上回ったが、CPIを受けたドル/円の上昇は短時間で終わり、ドルはその後まもなく下げに転じ、地合いの悪さを確認する格好となった。

市場では、米当局が13日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの使用一時中止を求めたことで、米国の経済正常化の遅れへの警戒感あるという。

ただ、一時中止による減産は、ファイザー社やモデルナ社の増産で補われる見通しであるため、J&J社ワクチンの使用中止が経済に与える影響はそれほど大きくないとの意見も聞かれた。

<07:45>ドル108.50─109.50円の見通し、ドルの地合い弱い 投資家の売りも

ドル/円は109.03円付近、ユーロ/ドルは1.1950ドル付近、ユーロ/円は130.29円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.50―109.50円、ユーロ/ドルが1.1900─1.2000ドル、ユーロ/円が129.80―130.80円とみられている。

前日のニューヨーク市場では、30年国債の入札結果が好調だったことを受けて、米長期金利が低下。また、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンに対する米保健当局の使用中止勧告もあり、ドルは109.03円まで下落した。

注目されていた3月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は、総合指数が前月比0.6%上昇、前年同月比2.6%上昇。上昇率は前月比が2012年8月以来、前年比が18年8月以来最大となった。

強いCPIを受けて、ドルはNY市場の高値109.61円を付けたが、その後の米長期金利の反落を受けて、短い時間で上昇分を全てはき出す流れとなった。

米長期金利の上昇一服は、外為市場で根強いドル売り圧力を醸成しているが、市場では、投資家のポートフォリオ調整によるドル売りの可能性も指摘される。

「ドルの地合いは弱い。このところ東京時間の終盤になると、米長期金利の動向に関係なく、欧州勢が必ず(ドル)売りから入ってくる。投資家が長期的なドルのポジション調整を行っている可能性が高いとみている」(外為アナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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