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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは108円後半、3週ぶり安値圏 ユーロは1カ月ぶり高値

[東京 15日 ロイター] -

<12:43> 正午のドルは108円後半、3週ぶり安値圏 ユーロは1カ月ぶり高値

正午のドルは、前日NY市場終盤の水準と変わらずの108円後半だった。米金利の低下基調を受けてドルが売られる流れは変わらず、一時108.81円まで下落し、前日東京市場でつけた3週間ぶり安値に迫った。

一方、ユーロは対米ドルで一時1.1990ドルまで上昇。海外高値を小幅に上抜け、1カ月ぶり高値を更新した。対円でも130円半ばと今月7日につけた2年半ぶり高値を目前に堅調に推移している。

ユーロ高の手がかりは、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁が14日、ブルームバーグとのインタビューで「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を22年3月までに終了させることができるだろう」と発言したこと。

発言を受けて前日の欧州債券市場では、独10年債利回りが2週間ぶり水準となるマイナス0.26%台へ上昇した。外為市場で「一段とドル安(ユーロ高)が進む一因になった」(外銀)という。

<09:06> ドル3週ぶり安値圏、米新政権に外交の試練 金利低下の一因か

ドルは108.90円付近。前日東京市場でつけた3週間ぶり安値108.75円は辛うじて上回っているものの、「高水準に積み上がった円の売り持ちを解消する動きが出やすくなっている」(外銀)ことから、円が底堅さを見せているという。

市場では、世界各地で目立ってきた地政学リスクへの懸念が、最近の米金利の低下圧力につながっている側面を指摘する声が出ていた。「米国のバイデン新政権がどの程度のものか、少し試してみようとする動きなのだろう。新政権の外交手腕が早速問われている」(トレーダー)。

イランは今月12日、ナタンズの核施設で発生した異常事態がイスラエルによる攻撃と非難し、報復措置を取ると明言。国際原子力機関(IAEA)によると、14日には核施設の濃縮ウランのレベルを60%に引き上げる準備が完了した。

ロシアのラブロフ外相は今月1日、ウクライナ東部ドンバスで軍事衝突を起こそうとする試みは、ウクライナの破壊につながるとけん制。米国はロシアがウクライナ東部国境付近に、14年のクリミア半島併合以来最大規模の軍を集結させていると主張している。

<07:59> ドル108.70─109.30円の見通し、日米首脳会談控え様子見も

きょうの予想レンジはドル/円が108.70―109.30円、ユーロ/ドルが1.2050─1.1950ドル、ユーロ/円が130.00―131.00円付近。

現在のドル/円は108.93円付近、ユーロ/ドルは1.1982ドル付近、ユーロ/円は130.51円付近となっている。

前日のNY市場では、米10年債利回りの上昇ペースに落ち着きが見られたことで、ドルは3週間ぶりの安値を付けた。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長はワシントン経済クラブのインタビューで「昨年12月以降、目標に向けてさらなる著しい進展を遂げた時点で、資産買い入れを縮小する時期に到達する」と指摘。決議したわけではないとしつつも、債券購入の段階的縮小が「利上げを検討する時期よりもかなり前になる可能性が高い」と語った。

市場では、これまで示されていた見解から変化はなく、「マーケットの反応は限定的だったようだ」(市場関係者)との声が聞かれた。

ドル/円は昨日の安値である108.74円付近が下値抵抗線になっているとの見方がある。米長期金利の上昇に一服感が見られる中、「きょうも狭いレンジの範囲での値動きになるのではないか」(同)との見方が示されている。

菅義偉首相は米東部時間16日午後(日本時間17日未明)、バイデン米大統領との初の対面での首脳会談を控えている。対中姿勢についての発言などを見極めたいとの思惑から、様子見姿勢が強まりやすいという。

主なスケジュールでは、米国で新規失業保険申請件数(労働省)が公表される予定となっており、米経済の回復度合いを見極めたいとの声が聞かれる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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