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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは108円後半、日本勢が新年度入りで米債買いか

[東京 16日 ロイター] -

<12:12> 正午のドルは108円後半、日本勢が新年度入りで米債買いか

正午のドルは前日NY市場終盤から小幅高の108円後半。朝方に108.61円まで下落し、海外市場でつけた3週間ぶり安値の更新が目前に迫る場面もあったが、その後はやや切り返した。

今月に入り米金利が低下基調にある一因として、日本の大手投資家が買いに動いた可能性を指摘する声が出ている。財務省によると、4月第1週の対外中長期債投資は、差し引きで1兆7144億円と前週の3751億円から急増。昨年11月以来ほぼ5カ月ぶり高水準へ膨らんだ。

市場では「新年度入りで高い金利水準を狙った買いが入ったのではないか」(証券)との声が出ている。この週のドルは、6日の110.55円を高値として、8日に109.00円まで下落。9日には109円半ばまで切り返す荒い動きだった。

<09:31> ドル3週ぶり安値目前、米景気回復の先にらむ動き

ドルは上値の重い展開。前日海外安値に並ぶ108.61円まで一時下落し、3週間ぶり安値更新が目前に迫った。日経平均は100円超の上昇で始まったが、円を売る動きは限られている。

市場では、前日の米国市場で金利低下と株高が同時に進んだことを、どう捉えるべきかで議論が活発に行われている。特に金利の低下については、これまで売り込んだ向きの買い戻しという持ち高調整論、米のロシア制裁発動という地政学リスク警戒論で見方が二分されている。

後者であれば株高に疑念が残るものの「米国の急速な景気回復は市場でほぼ既定路線となり、金利の上昇余地は乏しくなってきた。高い金利には世界中の投資家から強い需要が集まることもあり、従来より買いが入りやすくなっているのでは」(証券)との声が聞かれた。

<08:00> ドル108.50─109.30円の見通し、米金利低下続くかに注目

きょうの予想レンジはドル/円が108.50―109.30円、ユーロ/ドルが1.1920─1.2000ドル、ユーロ/円が129.70―130.70円付近。

海外市場の主要通貨はまちまち。株高を受けて豪ドルやNZドルが堅調だったが、米政府の対ロ制裁発動などに懸念を示す声も上がり、ドルや円に対する売り圧力はさほど強まらなかった。

株高と同時に発生した米金利の急速な低下は「積み上がった売り持ちの解消だろう」(トレーダー)として短期的な動きとの見方が優勢で、ドル相場に大きな影響を与えるには至らなかった。しかし、このまま低下基調が続くようなら、ドル安圧力が強まりかねない情勢だ。

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