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〔マーケットアイ〕外為:ドル一時107円後半に下落し1カ月半ぶり安値、ユーロ高続く

[東京 20日 ロイター] -

<09:25> ドル一時107円後半に下落し1カ月半ぶり安値、ユーロ高続く

ドルは108円付近。一時107.97円まで下落し3月5日以来1カ月半ぶり安値を付けた。ユーロ高と米長期金利の低位安定が背景。

ユーロは1.2045ドルと、1カ月半ぶりの高値圏で取引されている。

前日の海外市場でユーロは1.2048ドルと3月4日以来、1カ月半ぶり高値を付けた。市場では「一段高になる予感もする」(外国銀)との意見が聞かれた。

市場筋によると、独バイオ医薬品ビオンテックと米製薬大手のファイザーが今年、追加で1億回分のワクチン供給でEU(欧州連合)と合意したと発表したことがユーロの買い戻しの一因になったという。

米長期金利は1.60%を挟んで小動きだが、15日につけた約1カ月ぶり低水準の1.5280%からの戻りが鈍いことが嫌気され、ドル売り/ユーロ買い、ドル売り/円買いの材料となっている。

米長期金利に関しては、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言が主な材料となるが、来週27―28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、現在は金融政策に関する情報発信をやめる「ブラックアウト期間」にあり、追加的な情報が入ってこない。

こうした中、前日のユーロ買い/ドル売りは、特に材料が無かった東京時間の夕刻から始まっており、「ニュースがないほうが、投機筋はかえって仕掛けやすいようだ」(アナリスト)との指摘も聞かれ、きょうも主要データの発表やFRB高官による発言が無いため、仕掛け的な売買が警戒されている。

<07:58> ドル107.80─108.60円の見通し、欧州通貨高が続けば108円割れも

ドル/円は108.15円付近、ユーロ/ドルは1.2037ドル付近、ユーロ/円は130.18円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.80―108.60円、ユーロ/ドルが1.1980─1.2080ドル、ユーロ/円が129.70―130.70円とみられている。

前日の欧州時間には、ユーロ/ドルが心理的節目の1.20ドルちょうどを上抜けるなど、欧州通貨に対するドルの弱さが目立つ中、ドル/円も108.01円と3月5日以来の安値を付けた。その後、米長期金利が1.62%台まで持ち直したことで、ドル/円もいったん持ち直したが、ニューヨーク市場では再び108.01円まで下落した。

市場はドル全面安の様相を呈しているが、「ユーロ/円は横ばい、ポンド/円は堅調と、円の全面高とはなっていない。きょうも、株価や米長期金利の動向に加え、欧州通貨の上昇モメンタムがどこまで続くかが焦点となりそうだ」(外為アナリスト)とされ、欧州通貨が続伸すれば、ドル/円も108円を下回る公算が大きくなるという。

ユーロは前日1.2048ドルまで上昇し、3月4日以来の高値を付けた。1.20ドルを上抜けたことで、ストップを巻き込んで上昇に弾みがついた。

ユーロ高の背景には、米国のゼロ金利政策や量的緩和が長期化するとの思惑や、米長期金利の低下などがあるが、昨日については「特に新規材料がない中で、投機筋による仕掛け的な売買でユーロ買い/ドル売りが進んだ」(前出のアナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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