for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは108円前半、FRBのテーパリング巡る見方分かれる

[東京 20日 ロイター] -

<12:12> 正午のドルは108円前半、FRBのテーパリング巡る見方分かれる

正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点(108.15/18円)とほぼ同水準の108.16/18円。

午前の取引で、ドルは一時107.97円まで下落し1カ月半ぶり安値をつけた。しかし、前日1.55%台まで低下していた米長期金利が1.61%台に持ち直したことや、欧州通貨に対する円安が進行したこと等で、108.32円まで反発した。 「108円を割り込んだあと、ドルが下方向に走らなかったので、短期筋が慌ててドルを買い戻した」(外国銀)との意見も聞かれた。

ドル/円の見通しについて、FXcoin取締役の上田眞理人氏は「ドル/円では、主な材料が米長期金利しかないなか、市場でテーパリング(量的緩和の段階的縮小)に対する見解が割れていることで、ドル/円は方向性を見出せなくなっている」と述べ、テーパリングが前倒しで実施されるとの見方と、当面はないとの見方が混在していると指摘する。

ただ、足元では、前者の見方に沿ってドルを買っていた向きが、ポジションを巻き戻しているため、需給面からユーロ高/ドル安が起きていると同氏はみている。

前日の海外市場では、JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバルマルチアセット担当ストラテジスト、トゥシュカ・マハラジ氏が、ブルームバーグとのインタビューで、米連邦準備制度(FRB)は景気改善に伴い6月にも資産購入を段階的に減らす計画を示唆し始めるとの予想を示し、話題になったという。

「米国の労働市場やインフレの状況を考えれば、いつテーパリングしてもおかしくないが、とりあえず、テーパリングは急がないというFRB高官らの最近の発言に敬意を払う参加者もいる」(上田氏)という。

<10:55> ユーロ130円半ば、2018年10月以来の高値圏での取引

ユーロ/円は130.49円付近できょうこれまでの高値圏。7日に付けた直近の高値130.67円に迫る勢いをみせている。

ユーロは今月に入り129.52―130.67円のレンジ内を推移しているが、現在の水準は、2018年10月以来の高水準で、市場では「久々のユーロ復権」(外国銀)との声が聞かれる。

市場では、「円全面高とは程遠い状況。ユーロやポンドなど欧州通貨が強く、ドルと円が共に弱い」(国内銀)という。

円安の背景には、日本国内でのコロナ感染拡大と、欧米諸国に比べてワクチン普及が遅れていることもあるという。

菅義偉首相は19日午前、訪米中にファイザーPFE.NのブーラCEO(最高経営責任者)に新型コロナワクチンの追加供給を要請し、9月までに日本の対象者分が供給されるめどが立ったと語った。

ユーロに対する円安は、ドル/円の下値を支える働きもしている。

ドル/円は先ほど107.97円まで下落し、1カ月半ぶり安値を付けたが、108円台を割り込んだあとの下げ幅が限定されたため、短期筋がドルの買い戻しに動いたことや、米長期金利の若干の上昇、五・十日の実需のフロー、クロス円での円安進行などの材料に支えられ、108.31円まで反発した。

英ポンド/円は現在151円半ばで約2週間ぶり高値での取引となっている。

<09:25> ドル一時107円後半に下落し1カ月半ぶり安値、ユーロ高続く

ドルは108円付近。一時107.97円まで下落し3月5日以来1カ月半ぶり安値を付けた。ユーロ高と米長期金利の低位安定が背景。

ユーロは1.2045ドルと、1カ月半ぶりの高値圏で取引されている。

前日の海外市場でユーロは1.2048ドルと3月4日以来、1カ月半ぶり高値を付けた。市場では「一段高になる予感もする」(外国銀)との意見が聞かれた。

市場筋によると、独バイオ医薬品ビオンテックと米製薬大手のファイザーが今年、追加で1億回分のワクチン供給でEU(欧州連合)と合意したと発表したことがユーロの買い戻しの一因になったという。

米長期金利は1.60%を挟んで小動きだが、15日につけた約1カ月ぶり低水準の1.5280%からの戻りが鈍いことが嫌気され、ドル売り/ユーロ買い、ドル売り/円買いの材料となっている。

米長期金利に関しては、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言が主な材料となるが、来週27―28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、現在は金融政策に関する情報発信をやめる「ブラックアウト期間」にあり、追加的な情報が入ってこない。

こうした中、前日のユーロ買い/ドル売りは、特に材料が無かった東京時間の夕刻から始まっており、「ニュースがないほうが、投機筋はかえって仕掛けやすいようだ」(アナリスト)との指摘も聞かれ、きょうも主要データの発表やFRB高官による発言が無いため、仕掛け的な売買が警戒されている。

<07:58> ドル107.80─108.60円の見通し、欧州通貨高が続けば108円割れも

ドル/円は108.15円付近、ユーロ/ドルは1.2037ドル付近、ユーロ/円は130.18円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が107.80―108.60円、ユーロ/ドルが1.1980─1.2080ドル、ユーロ/円が129.70―130.70円とみられている。

前日の欧州時間には、ユーロ/ドルが心理的節目の1.20ドルちょうどを上抜けるなど、欧州通貨に対するドルの弱さが目立つ中、ドル/円も108.01円と3月5日以来の安値を付けた。その後、米長期金利が1.62%台まで持ち直したことで、ドル/円もいったん持ち直したが、ニューヨーク市場では再び108.01円まで下落した。

市場はドル全面安の様相を呈しているが、「ユーロ/円は横ばい、ポンド/円は堅調と、円の全面高とはなっていない。きょうも、株価や米長期金利の動向に加え、欧州通貨の上昇モメンタムがどこまで続くかが焦点となりそうだ」(外為アナリスト)とされ、欧州通貨が続伸すれば、ドル/円も108円を下回る公算が大きくなるという。

ユーロは前日1.2048ドルまで上昇し、3月4日以来の高値を付けた。1.20ドルを上抜けたことで、ストップを巻き込んで上昇に弾みがついた。

ユーロ高の背景には、米国のゼロ金利政策や量的緩和が長期化するとの思惑や、米長期金利の低下などがあるが、昨日については「特に新規材料がない中で、投機筋による仕掛け的な売買でユーロ買い/ドル売りが進んだ」(前出のアナリスト)という。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up