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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは107円後半、ドルの調整継続 株安でリスクオフムード

[東京 21日 ロイター] -

<12:00> 正午のドルは107円後半、ドルの調整継続 株安でリスクオフムード

正午のドル/円は、前日NY市場終盤から小幅にドル安/円高の107.94円付近で推移。一時、107.88円付近まで下落する場面もみられ、1カ月半ぶりの安値を付けた。

米10年債利回りは1.5%台後半で小動きとなっており、ドルを買い戻す動きは限定的。朝方から、日経平均をはじめアジア株が軟調な展開となり、リスク回避の円買いが進んでいるとみられている。

米国の追加経済対策や景気回復の期待感からドルは年明け以降先行して上昇していたが、その反動で「調整が長引いている印象だ」(国内銀行)との指摘が出ている。

米国の経済指標は比較的良好で、新型コロナワクチン普及による景気回復期待も依然として根強い。足下のドルの弱さは「ドル高の調整の範囲内」(国内金融機関)とみる声もあり、ドル/円相場は108円ちょうどの水準で底堅さを確認できるかが正念場だという。

マーケットでは、米中対立の激化など地政学リスクを懸念する見方もある。 「今は米中ともにけん制しており深刻な事態にはなっていないが、水面下では米中間の緊張は続いている」(市場関係者)といい、さらに両国間の緊張が高まればリスクオフムードが続きやすいとの意見が聞かれた。

中国の習近平国家主席は20日、世界のガバナンス(統治)体制を現在よりも公平かつ公正にすべきで、一国あるいは一部の国が設定した規則を他国には適用できないとの見解を示した。人権問題などで米国と対立する中、覇権主義的な支配構造の拒否を訴えた。

<10:52> ユーロは1.20ドル前半、1カ月半ぶり高値で利益確定も

ユーロは1.2039ドル付近。前日の海外市場では一時、1.2080ドルの高値を付け1カ月半ぶりの高水準となったが、上昇は一服している。節目の1.20ドルを上回ったことで、「利益確定の動きが出ているようだ」(外国証券)との声が聞かれた。

本日はカナダ銀行(中央銀行)の政策金利発表を控えている。一部ではテーパリング(量的緩和の段階的縮小)に踏み切るとの見方が出ている一方、「テーパリングは時期尚早ではないか」(同)との指摘も出ており、注目材料となりそうだ。

<09:26> ドル107円後半、日経平均2万9000円割れで円買い進行

ドルは107.96円付近で推移。日経平均は、寄り付きから節目の2万9000円を下回り、大幅続落となっている。

米株安や日本株安に加えて、米中対立懸念もくすぶり、市場では「新規材料が乏しい中、リスクオフムードが強まりやすくなっている」(外国証券)との指摘が聞かれた。

昨日のドル/円相場では108円を下回る場面ではすぐに買い戻しが入ったが、五・十日を過ぎて「需給面では国内輸入企業などのドル買いが進みづらい」(市場関係者)といい、107円台での推移が続く可能性があるとの見方が出ていた。

<07:50> ドル107.80─108.60円の見通し、リスクオフムード強まり円買いも

きょうの予想レンジはドル/円が107.80―108.60円、ユーロ/ドルが1.1980─1.2080ドル、ユーロ/円が129.60―130.60円付近。

前日のNY市場では、米国債利回りが狭い範囲内の動きにとどまり、資源国通貨が原油安で売られる中、ドル指数がやや上昇。終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.2%高の91.204。アジア取引時間帯では約7週間ぶりの低水準を付けていた。

ただ、前日の米株式市場では主要3指数がそろって下落したこともあり、本日は「リスクオフムードが広がりやすい」(市場関係者)という。

新型コロナワクチン普及が各国で進む一方で変異種の感染拡大が重しとなり、米株市場が調整局面を迎える可能性を指摘する声が出ている。

また、現在、シカゴ日経平均先物は大きく下落しており、「きょうの日本株市場も軟調な展開が予想され、リスク回避の円買いが進みやすい。ドル/円は再び108円を割り込むのではないか」(同)との見方が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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