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〔マーケットアイ〕外為:ドル108円前半、材料出尽くし感で動意薄

[東京 22日 ロイター] -

<09:24> ドル108円前半、材料出尽くし感で動意薄

ドル/円は108.10円付近。朝方からほぼ横ばいで推移し、動意に乏しい値動きとなっている。米国の景気刺激策や新型コロナワクチン普及、米長期金利の上昇など、ドル高をけん引してきた材料は出尽くしとなり、目先は方向感のない展開が続くとみられている。

4月に入ってからドルの反落基調が続く中、ここ数日のドル/円相場は108円前後で踏みとどまっている。ただ、「下値が徐々に切り下がっており、軟調な地合い」(国内証券)だという。

また、市場ではカナダ銀行(中央銀行)の政策決定が話題となっている。カナダ中銀は他国に先駆け正常化に向けて動き始めたほか、米国のテーパリング(緩和縮小)も意識される。そうした中で、「本日、金融政策発表を控えるECB(欧州中央銀行)がハト派的なスタンスを維持すれば、ユーロには下押し圧力となりそうだ」(国内金融機関)との見方が出ていた。

ユーロは現在1.2035ドル付近で、早朝から狭いレンジ内での取引となっている。

<07:53> ドル107.50─108.50円の見通し、上値重い ECB理事会に注目

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.50円、ユーロ/ドルが1.1950─1.2100ドル、ユーロ/円が129.50―130.70円付近。

前日のNY市場では、ドルが主要通貨に対し下落。序盤の取引では、オーバーナイト取引で付けた7週間ぶり安値から切り返したものの、カナダ銀行(中央銀行)が来年にも利上げに踏み切る可能性を示唆したことを受け、下げに転じた。

カナダ銀行(中央銀行)は21日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を過去最低水準の0.25%に据え置くことを決定した。ただ、経済見通しを大幅に引き上げたほか、経済のスラック(需給の緩み)の吸収は2022年下半期になるとの見方を示し、来年にも利上げに踏み切る可能性をほのめかした。

ドル/円相場は108円を挟んだ値動きが続いており、107円台まで下落する場面では押し目買いが入り下値が固くなるが、上値も重い展開が続いている。市場では「来週FOMC(連邦公開市場委員会)を控え、それまでは神経質な展開となりそうだ」(楽天証券・FXディーリング部の荒地潤氏)との見方が出ていた。

主なスケジュールでは、ECB(欧州中央銀行)の理事会が予定されており、ユーロの動きに注目が集まる。「緩和縮小に向けたタカ派的なコメントが出るかどうかが焦点だ」(荒地氏)といい、緩和縮小を示唆する発言が出れば、ユーロ買いが膨らむ可能性もあるとの指摘が聞かれた。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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