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〔マーケットアイ〕外為:ドル107円後半、米キャピタルゲイン増税案に関心集まる

[東京 23日 ロイター] -

<09:28> ドル107円後半、米キャピタルゲイン増税案に関心集まる

現在のドルは107.90円付近と、前日のNY市場終盤から小幅安となっている。

マーケット参加者の間では、米国のキャピタルゲイン増税観測に関心が集まっている。バイデン米大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税の税率を39.6%と、現行の2倍近くに引き上げることを提案する見通しだと伝わり、前日の米株市場ではリスクオフ姿勢が強まった。米株安の流れを引き継ぎ、日経平均も寄り付きから軟調に推移している。

増税観測で米株式市場に警戒感が広がったが、来週28日に控えるバイデン大統領の議会演説と、27―28日開催のFOMC(連邦公開市場委員会)で払拭できるかが注目だとの見方が市場では出ている。また、「引き上げ率が現行の2倍と、反対意見も出やすい水準。しばらくは増税案の中身を見極めたいとの思惑も広がりそうだ」(市場関係者)という。

投資家のリスク回避姿勢は強まりつつあり、円やドルが買われやすい地合いとなる一方、上昇基調にあった英ポンドは円に対し下落。英ポンドは現在、149円半ばで推移している。

<07:51> ドル107.50─108.30円の見通し、上値重い リスクオフ姿勢強まる

きょうの予想レンジはドル/円が107.50―108.30円、ユーロ/ドルが1.1970─1.2070ドル、ユーロ/円が129.30―130.30円付近。

オーバーナイトの米国市場では、バイデン米大統領が所得が100万ドルを超える富裕層に対するキャピタルゲイン課税の税率を39.6%と、現行の2倍近くに引き上げることを提案すると伝わり、リスクオフムードが強まり、米株主要3指数が下落した。

本日は、米株安の流れを引き継ぎ日本株が軟調に推移するとみられており、「リスク回避の円買いが進む可能性がある」(市場関係者)という。テクニカル面では、107.75円付近が下値のサポートラインとして意識されているが、「低下傾向にある米10年債利回りの水準が1.5%を下回ると、107円前半までドル売りが進むのではないか」(同)との見方が出ていた。

一方、欧州中央銀行(ECB)が22日の定例理事会で、大規模な量的緩和の維持を決定すると同時に、政策金利も現行水準に据え置くことを決定。ラガルド総裁はパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の段階的な縮小について「時期尚早」とし、議論していないと表明した。この点は、市場のリスク回避スタンスを和らげるとみられている。

主なスケジュールでは、英国で3月小売売上高(国立統計局)が発表されるほか、ユーロ圏の4月製造業PMI速報値などが公表予定となっている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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