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〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、重要イベント通過で新規材料待ちとの声

[東京 30日 ロイター] -

<09:16> ドル108円後半、重要イベント通過で新規材料待ちとの声

ドル/円は108円.96円付近。大型連休を控え仲値公示にかけては国内輸入企業のドル買い/円売りの動きが活発になるとみられているが、足元では狭いレンジの範囲内で推移している。

米連邦準備理事会(FRB)は27─28日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利の据え置きと債券購入プログラムの月額購入額の維持を全会一致で決定した。米経済の力強さは増しているとしたが、パウエル議長は記者会見で、資産購入の縮小について話す時期ではなく、経済が完全雇用に回復するには程遠いとの見解を改めて示した。

FOMC後に米長期金利が低下したことでドルは下落したが、その後は持ち直した。ただ、ドル/円相場では「109.20円付近になると上値の重さが意識されているようだ」(市場関係者)という。

28日(米国時間)にはバイデン米大統領が施政方針演説を行った。マーケットの注目が集まっていた富裕層を対象としたキャピタルゲイン税の税率引き上げについては観測報道通りで、市場への影響は限定的となった。

米国の重要イベントを通過し新規材料待ちとの声が聞かれる中、「当面は米長期金利の動向をにらみ、金利差を意識した動きが続きそうだ」(同)との見方が出ていた。

<07:55> ドル108.50─109.50円の見通し、円安基調続く

きょうの予想レンジはドル/円が108.50―109.50円、ユーロ/ドルが1.2070─1.2170ドル、ユーロ/円が131.50―132.50円付近。

前日のニューヨーク市場では、底堅い経済指標で米長期金利が上昇する中、ドルが連れ高となった。

第1・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比6.4%増加し、2003年第3・四半期以降で2番目の高成長となった。また、週間の新規失業保険申請件数も55万3000件に改善した。

一方、ドル/円相場では、2023年度のコア消費者物価指数(CPI)の伸び率が目標の2%に到達しないとの日銀見通しが引き続き円の重しになった。

ドル/円は現在、108.91円付近、ユーロ/ドルは1.2121ドル付近、ユーロ/円は132.03円付近で推移している。

米10年債利回りは前日のNY市場で一時、13日以来の高水準となる1.690%を付けたが、足元では1.6%台半ばとなっている。

きょうは大型連休を控え仲値公示にかけては国内輸入企業のドル買い/円売りの動きが活発になるとみられているが、午後以降は動意に欠ける展開が予想されている。

市場では、米国の経済回復を背景に米長期金利が上昇する中、「日米の金利差を意識したトレードが復活している」(国内金融機関)として、円安基調が続くとの見方が出ている。

欧州の経済回復期待も根強く、ユーロは円に対し2018年の10月以来となる高水準で推移している。

日本はワクチン接種の普及がなかなか進展せず、新型コロナの新規感染者数が増加傾向にあり、「海外勢からみると魅力的ではなく、円売りにつながっている可能性もある」(市場関係者)という。

国内では3月有効求人倍率、3月失業率、4月東京都区部消費者物価指数、3月鉱工業生産などが公表予定となっている。海外では、中国で4月製造業PMI、ユーロ圏の第1・四半期GDP速報値などが公表される予定。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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