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〔マーケットアイ〕外為:ドル108円後半、米国の期待インフレ率は8年4カ月ぶり高水準

[東京 12日 ロイター] -

<11:14> ドル108円後半、米国の期待インフレ率は8年4カ月ぶり高水準

ドルは108.82円付近で底堅い。前日の高値108.99円が目先の上値メドとなる。

11日の米国債市場ではインフレ懸念を背景に国債利回りが続伸し、ドルの下支えとなった。リフィニティブによると米10年国債利回りは現在1.6288%付近と前日ニューヨーク市場終盤から若干上昇している。

市場参加者のインフレ期待(予想)を示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は10年債で253.7ベーシスポイントと、2013年1月以来、8年4カ月ぶりの高水準にある。

SMBC日興証券のチーフ為替・外為ストラテジスト、野地慎氏は「米10年債のBEIはキャップと目されていた250bpを上抜けて上昇を続けている格好だ。こうしたなかでCOMEXの銅先物価格は『糸の切れた凧』のような上昇軌道を描きつつあり、原油先物価格も一時的な供給制約を背景に65ドル台を回復している」と指摘。

そのうえで、「これまでは景気回復の象徴と好感されていたコモディティ価格の上昇が、コスト増として意識され始めれば、昨日の欧米市場のようにコモディティ価格上昇と株安という地獄絵図が展開されやすい」と同氏は述べ、きょう公表予定の4月の米消費者物価指数後の株安に対する警戒が必要との見方を示した。

<09:37> ドル108円後半、3日連続で実需のドル買い進むか

ドル/円は108.76円付近。

日米欧の株安によるリスク回避の円買いと、米長期金利の小幅高によるドル買いの力比べとなっている。

仲値公示にかけての時間帯では、昨日、一昨日と続いた実需筋によるドル買いが続くかが焦点となっている。

ただ、ドルは「東京市場でやや買われ、海外で売り戻される流れが続いており、本邦実需のドル買いが、ドルを底上げしている構図ではない」(アナリスト)との意見が聞かれた。

ユーロ/円は132.03円付近で小動き。

前日の欧州市場では独10年国債利回りが14カ月ぶり高水準となり、ユーロ/ドルが2カ月半ぶり高値1.2181ドルを付ける場面があった。

ユーロは現在1.2142ドル付近で、利益確定売りに押さ気味だ。

<08:28>ユーロ1.21ドル半ば、インフレ懸念で独国債金利が14カ月ぶり高水準

ユーロは1.2147ドル付近。前日は独国債利回りの上昇を背景に1.2181ドルまで上昇し、2月26日以来2カ月半ぶり高値を付けた。

独10年国債利回りは前営業日比で6ベーシスポイント(bp)上昇し一時マイナス0.152%と、2020年3月以来の高水準となった。

独国債の利回り上昇のきっかけは、独欧州経済センター(ZEW)による5月の景気期待指数が84.4で前月の70.7から大幅に上昇し、改めてインフレ懸念が広がったこと。

ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5年先5年物インフレスワップは1.60%と2018年12月以来の高水準となった。

市場では、「前日は米長期金利が上昇し、通常ならユーロが売られやすくなるところだが、ユーロ圏の金利上昇に一段と勢いがあったことで、ユーロの力強さは保たれた」(金融機関)との指摘が出ていた。

きょうは4月の米消費者物価指数(CPI)の発表が予定され、CPIに対する米長期金利の反応やドルの反応が注目されている。

<07:54>ドル108.20─109.00円の見通し、欧州通貨が強さを保つか注目

ドル/円は108.64円付近、ユーロ/ドルは1.2145ドル付近、ユーロ/円は131.96円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が108.20―109.00円、ユーロ/ドルが1.2100─1.2200ドル、ユーロ/円が131.40―132.40円とみられている。

前日の海外市場では、欧米株が大幅安となったことでリスク回避の円買いが進み、ドルは108.35円まで下落した。しかし、7日の米雇用統計後の安値108.34円を下回らなかったことで、押し目買いが流入したことや、米長期金利が小幅に上昇したことで、108.68円付近まで反発した。ただ、ドルの反発力は弱く、東京市場で付けた高値108.99円(日銀集計値)には届かなかった。

一方、米長期金利高や世界的な株安の下でもユーロや英ポンドなどの欧州通貨が堅調だった。

きょうは「株価動向が注目。また、米長期金利が上昇する中で、ユーロやポンドなどが強さを保つことができるかがポイントになるだろう」(外為アナリスト)という。 午後3時には英国の第1・四半期の国内総生産(GDP)、3月の英鉱工業生産、英貿易収支が発表される予定で、高値圏にあるポンドの反応が注目される。英中銀のベイリー総裁による講演の予定もある。

米国時間には、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が討論会に参加する予定のほか、米財務省が10年債入札を実施する。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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