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〔マーケットアイ〕外為:ドル109円後半で底堅い、市場は米インフレ関連指標に神経質

[東京 13日 ロイター] -

<09:20> ドル109円後半で底堅い、市場は米インフレ関連指標に神経質

現在、ドル/円は朝方に比べて小幅にドル高/円安の109.76円付近。

きょうも日経平均は寄り付きから軟調で、リスクオフムードの中、ドル買いと円買いどちらが優勢になるか注目される。足元では、若干ドル買いが優勢となっているが、110円近辺では上値の重さが意識されるとの見方も聞かれた。

市場関係者からは、前日の米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長の発言に注目する声が聞かれた。

クラリダ副議長は12日、米経済情勢について、FRB目標の達成には程遠く、量的緩和縮小の検討開始に向けた「さらなる著しい進展」を遂げるには「時間がかかる」との見通しを示した。

米国の経済指標では良好な結果を示すものが多い一方、クラリダ副議長は冷静な姿勢を崩さず、「マーケットとFRBとの間では認識にずれがあるようだ」(国内証券)との意見が聞かれた。マーケットではインフレ懸念がくすぶり、前日に米10年債利回りは一時1.7%近くまで上昇、米株市場では主要3指数が下落した。

今晩は米国で4月の卸売物価指数が公表予定となっており、内容が注目される。「当面は、インフレ関連の指標やFRB高官メンバーの発言に対してマーケットは神経質になりそうだ」(同)という。

<07:52> ドル108.70─110.10円の見通し、ドル高続くが上値限定的

きょうの予想レンジはドル/円が108.70―110.10円、ユーロ/ドルが1.2035─1.2145ドル、ユーロ/円が131.70―132.70円付近。

前日のNY市場では、4月の米消費者物価指数(CPI)が予想より大きく上昇したことで、米10年債利回りは一時1.7%近くまで上昇した。ただ、ドルの上昇は抑制され、このところの範囲内にとどまった。

4月の米CPI(季節調整済み)は、総合指数が前年比4.2%上昇し、2008年9月以来、約12年半ぶりの大幅な伸びを記録した。

物価が上昇すれば連邦準備理事会(FRB)が利上げに動くとの連想が働くが、パウエルFRB議長がインフレ上昇を一定期間容認しながら金利を現行水準にとどめると確約していることで、この日のドルの上昇は抑制された。

現在、ドル/円は109.66円付近、ユーロ/ドルは1.2072ドル付近、ユーロ/円は132.40円付近。

きょうは前日のドル高の流れを引き継ぎ、ドルは底堅く推移するとみられている。ただ、「110円近辺では利益確定売りが出ることが予想され、上値は限定的となるのではないか」(楽天証券のFXディーリング部・荒地潤氏)との見方が聞かれた。

また、ユーロ/ドルは前日の米CPI発表を受けて下落したが、楽天証券の荒地氏は「1.20ドル台をキープしており、パニック的なドル買いが進んだとはみていない」という。きょうもドル買いの裏でユーロは売られる可能性があるものの、下値は堅いとみられている。

主なスケジュールでは、国内では3月国際収支(財務省)が公表されるほか、日銀の黒田東彦総裁が参議院財政金融委員会に出席する予定。海外では、米国で新規失業保険申請件数(労働省)、4月卸売物価指数(労働省)が発表される。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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