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〔マーケットアイ〕外為:ドル110円付近、FRB内でテーパリングに関する見解に差異

[東京 16日 ロイター] -

<14:11> ドル110円付近、FRB内でテーパリングに関する見解に差異

ドルは110円付近。株安によるリスク回避の円買いが一巡し、現在は小動き。

米国内ではインフレ圧力の高まりと弱めの労働市場に挟まれ、テーパリングについて、米連邦準備理事会(FRB)内でも意見のばらつきが目立ち始めた。 市場では「とりあえず、米国債市場ではパウエル議長の発言に敬意を払って利回りが低下したが、インフレ連動債(TIPS)などは、発言に左右されず、独自の道を歩んでいる」 (外国銀)との見方が聞かれた。

米5年物のインフレ連動債の利回りは現在マイナス1.768%。前回のFOMCをを経た6月18日に、マイナス1.424%までマイナス幅が縮小したが、その後は再拡大し、インフレヘッジに対するニーズの高さを示している。

パウエルFRB議長は14日、15日の議会証言で、米経済回復に向けた「強力な支援」を提供すると改めて表明。足元のインフレ高進を理由に経済支援策を急いで縮小する必要はないとの考えを示した。

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は13日、FRBがテーパリングを始める良い時期に来ているとの見解を示した。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が13日、報じた。

また、米シカゴ地区連銀のエバンス総裁は15日、FRBの経済支援を縮小する前に労働市場が一段と改善することを望んでいるとした上で、資産買い入れプログラムの縮小に関する条件は「年後半」に満たされる可能性があると述べた。

<12:02> 正午のドルは110円近辺、米金利上昇でドルじり高

正午のドルは、前日NY市場終盤(109.86/89円)に比べて小幅にドル高/円安の110円付近で推移している。米長期金利が緩やかながら上昇基調に転じ、1.31%台後半まで回復したことから、ドルはじりじりと上値を追う展開となった。

市場からは、今週のメインイベントであった米CPI公表やパウエルFRB(米連邦準備理事会)議長の議会証言を通過し、「ドル/円相場は米長期金利の動向をにらみながらの値動きになりやすい状況」(国内信託銀行)との声が聞かれた。

米10年債利回りだけでなく、米5年債利回りも上昇基調になり、ドルをサポートしているとの見方も出ていた。米5年債利回りは現在、0.78%台後半で推移している。

日銀は15―16日、金融政策決定会合を開き、金融政策の現状維持を決定した。政策発表後のドル/円相場は小動きで、大きな影響はみられていない。

<11:30> ドル110円付近で堅調、米長期金利は1.31%台に回復

現在、ドル/円は109.99円付近。朝方からじりじりと上昇し、一時は110.04円付近の高値を付けた。米10年債利回りは緩やかながら上昇基調に転じ、現在、1.31%台後半で推移している。

市場からは、「米長期金利が下げ止まり、やや持ち直してきたことがドルのサポートになっている」(国内信託銀行)との声が聞かれた。

きょうはこの後、日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えているが、「今回も政策の据え置きが予想され、無難に通過するのではないか」(同)との見方が聞かれた。

<09:13> ドル109円後半、リスクオフで円買いも

現在、ドル/円は朝方に比べて小幅にドル安/円高の109.74円付近で推移している。日経平均は寄り付きから軟調で一時400円超安となり、「株安が続けば、リスクオフの円買いにつながる」(FX会社関係者)という。

東京都を中心に新型コロナウイルスの新規感染者数は増加傾向にあり、市場からは感染拡大を懸念する声が聞かれた。15日、東京では新たに1308人の感染者が確認された。

日経平均が軟調になると、リスク回避の円買いを誘いやすい一方、「感染拡大が深刻化して日本の景気回復に懸念が高まると、円売り材料になる」(前出のFX会社関係者)という。

ユーロ/ドルは1.1816ドル、ユーロ/円は129.70円付近で推移している。

<07:48> ドル109.50─110.30円の見通し、米金利低下で上値重い

きょうの予想レンジはドル/円が109.50―110.30円、ユーロ/ドルが1.1770─1.1870ドル、ユーロ/円が129.30―130.30円付近。

現在、ドル/円は109.80円付近、ユーロ/ドルは1.1814ドル付近、ユーロ/円は129.72円付近で推移している。

前日のNY市場では、ドルが上昇。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が引き続きハト派姿勢を維持する中、ドルは値下がりする場面も見られたものの、週間新規失業保険申請件数の改善が支えとなった。

パウエル議長はこの日、上院銀行委員会で証言。前日の下院での証言と同様、米経済回復に向けて「強力な支援」を提供することを確認したほか、足元のインフレ高進を理由に経済支援策を急いで縮小する必要はないとの考えを強調した。

きょうの為替市場では、ドル/円相場は上値の重い展開になる見通し。米10年債利回りは現在、1.3%付近で推移しており、低下基調となっている。

上田東短フォレックスの営業推進室長、阪井勇蔵氏は「米長期金利が低位で推移している上に、週末を控えていることから、積極的に上値を追いづらい状況だ」と話す。

ただ、ドル/円相場は下値も堅いとみられ、109.50円付近では押し目買いも期待できるという。

きょうは日銀の金融政策決定会合の結果発表と「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の公表、黒田東彦日銀総裁の会見が予定されているが、「最近の日銀の動向は注目度が高いとは言えず、無難に通過する公算が大きい」(阪井氏)との声が聞かれた。

主なスケジュールでは、米国で6月小売売上高(商務省)、ユーロ圏で5月貿易収支(統計局)が発表される予定。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

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