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〔マーケットアイ〕外為:ドル112円後半、米長期金利は低下基調 変異株への警戒感で

[東京 2日 ロイター] -

<09:16> ドル112円後半、米長期金利は低下基調 変異株への警戒感で

ドル/円は112.91円付近。朝方に比べて小幅にドル高/円安となっている。米10年債利回りは足元、1.40%付近で推移。

米国で新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が確認されたことを受けて、米長期金利は低下傾向となっている。市場では、「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のタカ派的な発言を受けても、米長期金利はそこまで上昇しなかった印象だ。本来ならば1.5%台を超えてもおかしくはない」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。

ユーロ/ドルは1.1316ドル付近、ユーロ/円は127.78円付近で推移している。

<07:49> ドル112.20─113.40円の見通し、神経質な展開 米金利低下も重し

きょうの予想レンジはドル/円が112.20―113.40円、ユーロ/ドルが1.1270─1.1370ドル、ユーロ/円が127.10―128.30円付近。

現在、ドル/円は112.74円付近、ユーロ/ドルは1.1319ドル付近、ユーロ/円は127.62円付近で推移している。

前日のNY市場では、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が米国で確認されたことを受けて警戒感が高まり、リスク回避の動きが広まる中、ドルが上向いた。ただ、同時に円買いも進行し、ドル/円相場は112円後半まで下落した。

きょうの外為市場でドル/円相場は、神経質な展開が予想されている。米国でのオミクロン株の感染確認で市場にはリスク回避ムードが広がっている。また、米長期金利が足元、1.4%近辺まで低下しており、ドル/円の上値を抑える要因になりそうだ。

前日の米株安を受けて日経平均も軟調に推移する可能性が高く、「日本株が大きく崩れた場合、ドルは112円半ば付近まで下落するのではないか」(上田東短フォレックス・営業企画室長、阪井勇蔵氏)との予想も聞かれた。

また、オミクロン株については依然として不透明な点が多いため、「オミクロン株関連のニュースにおびえながら、神経質な相場は続きそうだ」(阪井氏)といい、きょうも変異株関連の報道には注意が必要だという。

主なスケジュールでは、米国で新規失業保険申請件数が公表されるほか、OPECプラス(ロシアなど非加盟産油国を含む)の閣僚級会合が開催される予定。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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