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〔マーケットアイ〕外為:正午のドル134円後半、一時135円台 米金利上昇で円安止まらず

[東京 13日 ロイター] -

<12:20> 正午のドル134円後半、一時135円台 米金利上昇で円安止まらず 正午のドル/円は、前週末のニューヨーク市場終盤(134.42/45円)から上昇し、134.81/83円付近で推移している。投機筋や実需によるドル買いが進み、一時135.00円と、2002年2月27日以来20年4か月ぶりの水準まで上昇。その後は高値警戒感から利益確定売りに押されたものの、時間外取引の米金利上昇を背景に堅調に推移している。

足元のドル円は日米金利差拡大を背景に急ピッチで上昇。前週末の三者会合で声明文が発表されたほか、松野官房長官による円安けん制発言がでているものの、円安は止まらない。市場では「為替介入自体は難しく、仮に単独介入が入ったとしても効果は乏しく、口先での介入に留まるしかない」(国内銀行)という。

松野博一官房長官は13日午前の記者会見で、外為市場のドル/円の動きについて「急速な円安の進行がみられ憂慮している」と述べた。また米財務省が公表した半年に1度の外国為替報告書については「なんら新たな見解示されたものではない」と述べた。

米金融引き締めペースの加速に対する思惑から、米2年債利回りは一時3.19%と2007年12月以来の水準まで上昇。また、米10年債利回りは3.18%台と、5月に付けた3.2%まで接近している。

CMEのフェドウォッチによると、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが75ベーシスポイント(bp)の利上げを決定する確率は約25%織り込まれている。

三井住友銀行のチーフストラテジストの宇野大介氏は、6月以降の会合では50bpの利上げが継続するとの見方がベースとなるとした上で、「インフレが抑制されなければ、米FRBは75bpや100bpの大幅利上げに追いこまれる」と指摘。9月末までに過去のチャートポイントの147円を目指すと予想する。

一方、あおぞら銀行のチーフ・マーケット・ストラテジスト、諸我晃氏は世界的な金利上昇が進む中で、日銀のイールドカーブ・コントロール(YCC)は不自然な形となっているとし、「金融政策修正をめぐる思惑も出てきやすい」ことから、中長期的にドル円は徐々に下落してくるとみている。

ユーロ/ドルは1.0487/91ドル。節目の1.05ドルを割れたことから、ロングポジションの解消が進み、売り圧力が強まった。欧州景気減速懸念を背景に直近安値の1.03ドル前半を割り込む可能性はあるものの、ドル買いが一服すればユーロの買い戻しも徐々に入るとみられ、「1.00ドルは維持できる」(国内銀行)との声が聞かれた。

<10:03> ドルは一時135円台に上昇、20年4カ月ぶりの高水準 ドル/円は一時135.00円と、2002年2月27日以来の水準まで上昇した。米インフレ指標で強い伸びが示されたことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを進めるとの見方や、時間外取引の米長期金利が3.19%台まで上昇したことから、ドル買い/円売りが一段と加速した。足元では134.97円付近で推移している。

<09:03> ドルは134円後半、直近高値更新 20年4カ月ぶりの高水準 ドル/円は134.84円付近。2002年2月以来20年4カ月ぶりの高水準で推移しており、朝方には一時134.88円と直近高値を上回った。仕掛け的なドル買い/円売りが入ったことをきっかけに、じりじりと上昇している。

10日に発表された5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比1.0%上昇と、市場予想(0.7%上昇)を上回った。前年同月比は8.6%上昇。4月は8.3%上昇だった。

これを受けて、市場の一部では7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げや9月以降の大幅利上げに対する思惑が浮上し、時間外取引の米長期金利は3.17%台まで上昇している。

足元のドル/円は135円目前に迫っている。市場関係者によると「135.20円を超えるとずるずると上昇するとみられ、135円付近は日本当局も防衛レベルとして意識しているようで、強いけん制発言が出るのではないか」(国内金融機関)と指摘する声が聞かれた。

<08:03> IMMで円のショート小幅減、ユーロはロング減 米商品先物取引委員会(CFTC)が10日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(7日時点)に基づくロイターの集計で、ドルの買い越しが4週連続で減少し、4月半ば以来の低水準となった。 円の売り持ち(円ショート)は9万1646枚と前週の9万4439枚から小幅に減少した。米長期金利の上昇を背景にドル/円の上昇に弾みがつき、133円台に上昇。このため、短期筋による利益確定売りがでたとみられる。ただ、ポジションに大きな変化はみられなかったことから、「ドルロングを維持している市場参加者も多いのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。 ユーロの買い持ち(ユーロロング)は5万0543枚と前週の5万2272枚から減少した。英ポンドの売り持ち(英ポンドショート)は7万0810枚と、前週の7万4105枚から減少した。

<07:48> ドル133.70─135.20円の見通し、株安によるリスク回避警戒も

きょうの予想レンジはドル/円が133.70―135.20円、ユーロ/ドルが1.0450─1.0580ドル、ユーロ/円が140.60―142.10円付近。

現在、ドル/円は134.65円付近、ユーロ/ドルは1.0507ドル付近、ユーロ/円は141.50円付近で推移している。

財務省と金融庁、日銀は10日、3者会合で急速な円安進行を「憂慮している」との認識を共有した。これを受けてドルは134円前半から一時133円前半までじりじりと下落。一巡後は押し目買いが入り、133円後半まで戻した。

その後のニューヨーク市場では、5月の米消費者物価指数が予想を上回る伸びとなったことで米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めに動くとの思惑が強まり、ドルは再び一時134.48円まで上昇。米株価の大幅な下落を背景にリスク回避の円買いが強まる場面があったものの、ドルはその後も底堅く推移した。米市場の終値は134.42/45円だった。

きょうのドル/円は、米金利や株価の動向をにらみながら134円半ばから後半を中心に推移するとみられる。朝方に一時134.73円と直近の高値更新した後は、134円後半でもみあいとなっている。市場では「足元ではドル買い/円売りが優勢となっているものの、日経平均株価が軟調に推移した場合はリスク回避の円買いが強まる可能性がある」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)との見方が出ている。 135円付近では日本当局による円安けん制発言も意識され売り圧力が強まりやすい一方で、133円後半では押し目買いニーズに支えられるとみられる。

主なスケジュールでは、海外では4月の英貿易収支や鉱工業生産が発表予定。オーストラリアは休場となる。

全スポットレート(ロイターデータ)

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