[東京 17日 ロイター] -
<07:58> ドル131.50─133.00円の見通し、スイス利上げに日銀追随の思惑
きょうの予想レンジはドル/円が131.50―133.00円、ユーロ/ドルが1.0470─1.0620ドル、ユーロ/円が138.80―140.30円付近。
前日海外市場ではスイスフランが急騰。据え置き予想が大勢だったスイス国立銀行(中央銀行)が0.5%の利上げに踏み切ったことで、世界的な金融引き締め観測が一段と広がり、欧米株価が軒並み下落する中、円が幅広く買われた。
米金利も急速に低下したためドルも売られ、ドル/円は一時131.49円と今月6日以来2週間ぶり安値を更新。日中高値からの下げ幅が3円超に達する大きな値動きとなった。現在は132円半ばまで値を戻している。
マイナス金利を採用するスイスが予想外の利上げを実施したことで、市場では「海外勢を中心に出回っていた日銀の政策変更予想がさらに広がり、円を買い戻す動きが出ていた」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)という。きょうの日銀会合に大きな注目が寄せられている。
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