[東京 15日 ロイター] -
<07:55> ドル138.30─139.80円の見通し、三連休前で売り買い交錯か
きょうの予想レンジはドル/円が138.30―139.80円、ユーロ/ドルが0.9950─1.0100ドル、ユーロ/円が138.60―140.10円付近。
現在、ドル/円は139.01円付近、ユーロ/ドルは1.0020ドル付近、ユーロ/円は139.34円付近で推移している。
きょうのドル/円は、米金利や株価の動向をにらみながらの推移が予想される。五・十日に伴い、仲値にかけては実需の売り買いが拮抗するとみられる。足元のドル/円は急ピッチで上昇したことから、三連休を控えて一旦利益確定の動きや持ち高調整の動きもでやすい。
市場関係者によると「米国の大幅な利上げ観測がやや後退したことから、投機的なドル買い/円売りは出にくい」(国内金融機関)という。ただ、ドルの地合いは強く、再び上方向の動きが強まれば、139円後半まで上昇する可能性もある。
前日のNY市場では、米大幅利上げ観測を背景にドルは一時139.38円付近と約24年ぶりの高値を更新。しかしその後、米連邦準備理事会(FRB)高官が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げを支持すると表明したこと受けて、138円後半までじりじりと軟化した。同市場の終値は138.90/93円だった。
主なスケジュールでは、中国では第2・四半期のGDPや6月の鉱工業生産や小売売上高などが発表予定。また、米国では7月のNY州製造業業況指数や6月の小売売上高、鉱工業生産、7月のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が発表される。
このほか、ボスティック米アトランタ地区連銀総裁が講演する予定となっている。
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