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〔マーケットアイ〕外為:ドル144円後半で乱高下、財務官が介入否定も「必要なら必ずやる」

[東京 22日 ロイター] -

<13:40> ドル144円後半で乱高下、財務官が介入否定も「必要なら必ずやる」

ドルが144円半ばから後半を激しく上下している。午後1時半から記者団の取材に応じた神田真人財務官は、介入をまだ行っていないことを明らかにした一方、必要であれば必ずやる、などと発言した。

<13:00> ドル145円台、わずか3分間 介入警戒で急落か

ドルは現在144.80円付近で、引き続き激しく売買が交錯している。日銀の政策維持発表後、円売りが一気に進み、ドルは144円半ばから145.40円まで急上昇したが、介入警戒感からすぐに反落した。

ドルが145円台に乗せたのは午前11時53分で、144円台へ反落したのは同56分。24年ぶり円安水準となる145円台の滞空時間はわずか3分だった。

当局が前週に145円乗せ目前でレートチェックを実施したこともあり、145円台では介入への警戒感が非常に強いといい、利益確定の売りが一気に噴き出したもようだ。

<12:36> 午前のドルは144円半ばに上昇、一時145円乗せもその後急落 午前の東京外為市場では、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて日米金利差が拡大し、堅調に推移した。日銀が金融政策の現状維持を決定したことから、ドルは乱高下する場面もあった。正午時点では、前日のNY市場終盤時点(144.04/06円)から上昇し、144.55/57円。

米連邦公開市場委員会(FOMC)では75ベーシスポイント(bp)の利上げが決定されたほか、政策金利見通し(ドットチャート)が上方修正された。

FOMC結果とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見で、ドルは上下に振れた後、再び上方向を向いた。米FRBのタカ派姿勢が改めて明確になり、「一旦下値の堅さを確かめ、ドルの強さを確認した」と、SBI証券の外国為替室部長、上田眞理人氏は指摘する。

足元では時間外取引の米2年債利回りは一時4.13%と、2007年以来15年ぶりの高水準まで上昇。日米金利差が拡大し、ドル買い/円売り基調が継続した。

日銀金融政策決定会合で政策現状維持を決定したことを受けて、ドルは一時145.40円付近と、24年ぶりの高水準まで上昇。「ドルが対主要通貨で買われていた中で、対円の上値は重かった。日銀会合の結果が出るまでは、円売りをしづらかったようだ」(あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏)との声が聞かれた。

その後、ドルは一時143.50円付近まで急落。「買い場を作った格好」(国内金融機関)となり、再び144円後半まで水準を戻した。

ドル指数は111.66付近と20年ぶりの高値圏で推移。ロシアのプーチン大統領の軍動員令を受けてウクライナ情勢が緊迫化しており、ユーロやポンドなど欧州通貨が大きく売られる一方で、「安全資産需要としてもドルは強い」(ステート・ストリート銀行の東京支店・共同支店長、若林徳広氏)という。 ユーロ/ドルは一時0.9807ドルと20年ぶり安値まで下落。その後も軟調に推移している。

<12:04> ドル一時145.40円に上昇、その後143円半ばに急落 日銀金融政策は現状維持 日銀金融政策決定会合で政策の現状維持が決定されたことを受けて、ドルは144円半ば付近から一時145.40円まで上昇。しかしその後、急速に値を下げ、一時143.50円まで下落した。足元では144.70円付近で推移している。

<10:15> ユーロは一時0.9807ドルまで下落 20年ぶり安値

ユーロ/ドルが一時0.9807ドルと、20年ぶりの安値水準まで下落した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けた米金利の上昇やロシアのプーチン大統領の軍動員令を受けてウクライナ情勢の緊迫化を背景にユーロ売り圧力が強まっている。

市場では「リスクオフの流れからユーロ売りが加速し、下値を模索している」(国内金融機関)との声がでている。

また、一部の市場参加者の間では「2001年に付けた0.82ドルを目指す展開になる可能性も出てきた」(外銀)との声が出ている。

ドル指数は一時111.67付近と2002年6月以来の高水準で推移している。

<09:10> ドル144円前半で堅調 米FOMCを受けて買い優勢

ドルは144.21円付近で堅調。日米の金融政策の方向性の違いを意識したドル買い/円売りが優勢となり、朝方に一時144.55円付近まで上昇した。

足元の米2年債利回りは4.07%、米10年債利回りも3.5%台と高水準で推移している。

前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)については「予想通りのタカ派的な内容。積極的な金融引き締めによる景気後退懸念から株価は下落しているものの、ドル/円は金利との相関性が強く、上方向に向きやすい」(外銀)との声が聞かれた。

米連邦準備理事会(FRB)は20─21日に開いたFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.00─3.25%とした。

同時に発表された新たな金利見通しでは、高インフレの抑制に向けて政策金利を年末までに4.25─4.50%に引き上げ、23年には4.50─4.75%でピークに達するとの見方が示された。

<07:53> ドル143.10─145.10円の見通し、荒い値動き 日銀会合や総裁会見に注目

きょうの予想レンジはドル/円が143.10―145.10円、ユーロ/ドルが 0.9740─0.9940ドル、ユーロ/円が140.80―142.80円。 現在、ドル/円は144.37円付近、ユーロ/ドルは0.9845ドル付近、ユーロ/円は142.00円付近で推移している。

きょうのドル/円は、米金利や株価の動向を睨みながら、神経質な展開が予想される。日銀金融政策決定会合の結果と、その後の黒田東彦日銀総裁の会見での足元の円安や政策変更への思惑に対する認識などに関心が集まっている。

日銀が金融緩和を維持する姿勢を示せば、金融政策の方向性の違いから円売り圧力が強まりやすい。 ただ、ウクライナ情勢の緊迫化を受けてリスク回避ムードも強く、「円売りをしにくい状況」(国内金融機関)という。クロス円を中心に円高圧力が強まれば、ドル/円の上値を抑えるとみられる。

また海外時間には、スイス国立銀行(中央銀行)の政策決定やイングランド銀行(英中央銀行、BOE)の金融政策委員会などが予定されており、欧州通貨を中心に荒い値動きが予想される。

前日のニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げると決定。また、新たな金利見通しで一段の大幅利上げを示唆したことから、ドル指数が一時111.63と20年ぶりの高値を更新した。

対円では144.70円付近まで上昇したものの、一時3.64%まで上昇していた米長期金利が低下に転じたことから、143.41円付近まで下落した。同市場の終値は144.04/06円だった。

海外では週間の米新規失業保険申請件数や8月の米コンファレンスボード景気先行指数の発表が予定されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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