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〔マーケットアイ〕外為:ドル145円乗せで一時乱高下、介入警戒の売買交錯

[東京 3日 ロイター] -

<14:04> ドル145円乗せで一時乱高下、介入警戒の売買交錯

午後1時過ぎに145円台へ乗せたドルが、短時間で激しい値動きを見せた。上値に控えるドル買いを誘発するストップロスを巻き込んだもようで、145.30円まで一気に上昇した後、144.63円まで急反落。その後、再び145.40円まで急騰し、すぐに144円後半へ反落した。

電子取引のEBSによると、144円後半から最初の高値145.30円へ上昇するのに要した時間は、わずか4秒。145円台を割り込んでから144.63円まで下落するのも4秒しかかからなかった。1分強の間に上下77銭を行き来したことになる。

市場では、前回介入が行われた145円台では、再び当局が動く可能性があるとの見方が大勢で、神経質な値動きとなりやすい。さらに「(AIなどの)自動売買が主流となった今、以前より素早く激しく値が振れることも増えた」(邦銀)との指摘もあった。

現在は144円後半で値動きが落ち着いている。

<12:08> 午前のドルは小幅高の144円後半、高値圏でもみあい続く 午前の東京外為市場は、時間外取引の米金利の低下がドルの重しとなったものの、144円後半での高値圏でもみあいとなった。正午時点では、前週末のニューヨーク市場終盤時点(144.75/78円)から小幅高の144.80/82円。 ドル高/円安基調となった海外市場の流れを引き継ぎ、朝方には一時144.89円まで上昇。仲値にかけては売り買いが交錯し、144円後半での推移が続いた。

軟調に推移していた時間外取引の米株先物や日経平均株価が上昇に転じたことを眺めて、クロス円を中心に円売り圧力が強まった一方で、ドルが対ユーロや豪ドルなどで下落し、ドル/円は綱引き状態となった面もあった。

政府・日銀による円買い介入への警戒感から、ドルは上値追いに慎重となっている。 楽天証券のFXディーリング部、荒地潤氏は「(ドルは)144-145円の狭いレンジになっている」とした上で、大きな材料がなければあえて円を売る状況ではない一方、ドルが下落した局面では押し目買いに支えられているという。 円買い介入後も円ショートポジションは増加するなど、潜在的な円売り圧力は強い。米商品先物取引委員会(CFTC)が30日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(9月27日までの週)に基づくロイターの集計では、円の売り越しは8万2556枚に増加し、6月上旬以来の高水準となった。

<09:11> ドル144円後半でもみあい 介入警戒感から上値追いに慎重

ドルは144.83円。前週末にドル高/円安となった海外市場の流れを引き継ぎ、朝方には一時144.89円付近まで上昇。その後は144円後半でもみあいとなっている。

政府・日銀による円買い介入への警戒感から上値追いには慎重となっており、「仮に145円台に乗せたとしても、すぐに利益確定売りの動きが出やすいとみられ、以前のようなスピード感を持った上昇は難しいのではないか」(国内証券)との声が出ている。

財務省は30日、8月30日から9月28日までの為替介入額が2兆8382億円だった、と発表した。介入額は22日に実施したドル売り/円買いとみられ、円買い介入としては1998年4月10日の2兆6201億円を超える規模となった。ただ、「材料視されなかった」(国内金融機関)という

朝方に公表された9月21─22日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見では、「金融政策運営で為替は直接コントロールする対象でない」、「円安一段と進む背景に内外金融政策方向性の違い」との意見がでていたことが明らかとなった。今のところ、相場の反応は乏しい。

<07:56> ドル143.90─145.40円の見通し、方向感探る

きょうの予想レンジはドル/円が143.90―145.40円、ユーロ/ドルが 0.9710─0.9860ドル、ユーロ/円が140.90―142.40円。 現在、ドル/円は144.77円付近、ユーロ/ドルは0.9808ドル付近、ユーロ/円は141.92円付近で推移している。

きょうのドル/円は、144円台を中心に底堅く推移するとみられる。ウクライナを巡る地政学的リスクや欧州景気後退懸念を背景にリスクオフの流れが強まりやすく、ドルと円はいずれも買われやすい地合いとなっている。

一方、145円台は政府・日銀による円買い介入の防衛ラインとして意識されており、警戒感から上値追いに慎重となっている。このため「足元では方向感が定まりにくい動きが続いている」(国内金融機関)とみられ、海外時間に発表される9月の米ISM製造業景気指数や米連邦準備理事会(FRB)高官の発言をきっかけに、方向感を探る展開となりそうだ。

きょうから国慶節(建国記念日)に伴う大型連休で中国市場は休場となるほか、開天節に伴い韓国市場も休場となる。

前週末のニューヨーク市場では、8月の個人消費支出(PCE)は前月より0.4%増と、市場予想(0.2%増)を上回ったことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの見方が広がった。また米長期金利が上昇し、ドル買い/円売り基調で推移した。同市場の終値は144.75/78円だった。

国内では9月の日銀短観や9月21─22日分開催の日銀金融政策決定会合に主な意見が公表される。海外では、9月の英製造業PMIなどが発表予定。

このほか、ボスティック米アトランタ地区連銀総裁が会合で開会の辞を述べるほか、討論会で司会を行う予定。バーキン米リッチモンド地区連銀総裁の講演やジョージ米カンザスシティー地区連銀総裁が決済に関する講演が予定されている。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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