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〔マーケットアイ〕外為:午前のドルは上昇し144円後半、実需の買いや株高で

[東京 4日 ロイター] -

<12:11> 午前のドルは上昇し144円後半、実需の買いや株高で 午前の東京外為市場は、実需の買いや日経平均株価の上昇を受けてクロス円を中心に円売り圧力が強まり、ドルは堅調に推移した。正午時点では、前日のニューヨーク市場終盤時点(144.53/56円)から上昇し144.85/87円。

ドルは朝方に144.41円付近まで下落。北朝鮮が5年ぶりに日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、リスク回避の円買いが優勢となった。

ただ、仲値にかけてはドルはじりじりと上昇。また、ポンドやユーロが対ドルで軟化する場面もあったことから、その流れがドル/円にも波及した。

時間外取引の米長期金利は一時3.60%まで低下した後、足元では3.64%付近で推移している。英国の減税計画の撤回を受けた英国債利回りの低下に連れたほか、米ISM製造業景気指数が悪化したことが背景にある。ただ、東京時間ではドル/円の圧迫材料はならなかった。

あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は「(ドル/円は)米金利との相関性が薄れている」と指摘し、「米金利が上昇局面でもドルの上昇が限定的だった。このため、米金利が低下しても、ドルは下げ渋っている状況だ」との見方を示した。

豪ドル/円は朝方は売りが優勢だったものの、足元では水準を戻している。オーストラリア準備銀行(中央銀行)の理事会で市場予想通りに50ベーシスポイント(bp)の利上げとなった場合は、相場の反応は限定的となるとみられている。

<11:15> ドル144円後半でじり高、欧州通貨安/ドル高が波及

ドルは一時144.91円付近まで上昇。英ポンドやユーロが対ドルでじりじりと軟化している動きが、ドル/円にも波及している。英ポンドは1.12ドル後半、ユーロは0.98ドル前半と、朝方から下落している。

市場関係者によると「ドル買いとなっている。ポンドやユーロは前日に買われ過ぎた面があり、調整が入っている可能性がある」(国内銀行)との声が出ている。

ドル指数は111.85付近と堅調に推移している。

<09:22> 英ポンド1.13ドル前半で強含み、英減税計画撤回で買い戻し

英ポンド/ドルは1.13ドル前半、ポンド/円は163円後半。 英国が減税計画の撤回を発表したことが好感され、前日の海外市場では大きくショートカバーが入った。市場予想を下回った米経済指標を受けて米長期金利が低下したことも支援材料となり、東京市場に入ってもポンドは強含みで推移している。

クワーテング英財務相は3日、所得税の最高税率を引き下げる計画を撤回と明らかにした。先月発表した大規模減税や国債増発などの財政計画は市場を揺るがし、野党のみならず与党内でも批判の声が上がっていた。

ただ、エネルギー供給不安や景気後退懸念は根強い。いったん買い戻しが入っても、「ウクライナを巡る地政学的リスクが後退しない限り、ポンドやユーロなどの欧州通貨が以前の水準に戻るようなトレンド転換は想像しにくい」(国内証券)との声が出ている。

英ガス電力市場監督局(Ofgem)は、この冬に英国がガス不足に陥る「著しいリスク」があり、ウクライナにおける戦争と欧州向け供給制約が原因で緊急事態に直面する可能性がある、と警鐘を鳴らしている。

ドルは144.62円付近でじり高となっている。

<07:51> ドル143.70─145.20円の見通し、底堅い 米金利にらみ

きょうの予想レンジはドル/円が143.70―145.20円、ユーロ/ドルが 0.9740─0.9890ドル、ユーロ/円が141.20―142.70円。 現在、ドル/円は144.55円付近、ユーロ/ドルは0.9830ドル付近、ユーロ/円は142.10円付近で推移している。

きょうのドル/円は、144円台を中心に推移するとみられる。時間外取引の米金利が低下すれば、ドルの下押し圧力となる。また、政府・日銀による円買い介入への警戒感を背景に145円台に定着できなかったことから、上値の重さも意識されやすい。

ただ、ドルの下落局面では「市場参加者の押し目買い意欲は強い」(国内証券)とみられるほか、日経平均株価が大きく反発すれば、クロス円を中心に円売り圧力がかかりやすく、ドルは一定の底堅さを維持しそうだ。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の理事会では、50ベーシスポイント(bp)の利上げが予想されている。声明文の内容次第では豪ドルの値動きが活発化する可能性がある。

前日のニューヨーク市場では、英国の減税計画の一部撤回が発表されたほか、9月の米ISM製造業景気指数が2年4カ月ぶりの低水準となったことから、米長期金利が低下。ドル売り/円買いが優勢となった。同市場の終値は144.53/56円だった。

国内では9月東京都区部消費者物価が発表予定。海外では8月の米製造業新規受注や米JOLTSなどが発表予定。

このほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やローガン米ダラス地区連銀総裁が会合であいさつするほか、メスター米クリーブランド地区連銀総裁やジェファーソン米FRB理事などの講演が予定されている。中国市場と香港市場が休場となる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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