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〔マーケットアイ〕外為:ドル144円前半に上昇、ユーロ安/ドル高の波及やNZ中銀の決定で

[東京 5日 ロイター] -

<11:17> ドル144円前半に上昇、ユーロ安/ドル高の波及やNZ中銀の決定で ドルは144.23円付近。ユーロ安/ドル高の流れが、ドル/円にも波及し、強含んでいる。

また、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)の会合では市場の予想通り、50ベーシスポイント(bp)の利上げを決定。前日に豪中銀が予想に反して25bpの小幅な利上げにとどまったことから、NZ中銀の決定に注目が集まっていた。

市場では「NZ中銀は75bpの利上げを検討するなど、タカ派寄りだった。再び主要中銀のタカ派的な金融引き締めが意識されやすい」(国内銀行)とし、「きょうの米雇用関連指標が大きく崩れなければ、ドルは再び上方向に向きやすい」(同)との声が出ている。

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は5日、政策金利のオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を50ベーシスポイント(bp)引き上げて7年ぶり高水準の3.5%とした。政策会合の議事要旨によると、75bpの利上げも議論したが、50bp幅に決定した。

これを受けて、ニュージランドドルは対ドル、対円で堅調に推移している。

<09:11> ドル143円半ばに下落、1週間半ぶりの安値水準

ドル/円は143.54円付近と、9月26日以来1週間半ぶりの安値水準で推移。ドル安/円高となった海外市場の流れを引き継いで軟調地合いが継続している。

8月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が前月から大幅に減少し、米労働需給の緩和が示された。市場では米国の積極的な利上げを巡る思惑が後退し、米長期金利が低下。これを受けて、主要通貨に対してドル売りムードが広がった。

ユーロ/ドルは0.9989ドル付近と堅調。前日の海外市場では、欧米株価の上昇でリスク選好の流れが強まり、ユーロはストップを巻き込む格好で急上昇し、一時0.9999ドルまで上昇した。

市場関係者によると「ドルが主要通貨に対して一強となるなど買われ過ぎた面があり、調整が入っている」(国内金融機関)との見方が出ている。

<07:51> ドル143.40─144.90円の見通し、軟調地合い続くか注目

きょうの予想レンジはドル/円が143.40―144.90円、ユーロ/ドルが 0.9900─1.0050ドル、ユーロ/円が143.20―144.70円。 現在、ドル/円は144.14円付近、ユーロ/ドルは0.9985ドル付近、ユーロ/円は143.89円付近で推移している。

きょうのドル/円は144円台を中心に推移するとみられる。五・十日に伴い実需のフローが通常よりも活発化しやすく、国内輸出企業による買いフローが大きく入ればドルのサポート要因となる。また、日経平均株価が続伸すれば、リスク選好の円売り圧力も強まりやすい。

ただ、ユーロやポンドなど欧州通貨の買い戻しが強まっているほか、米国の積極的な利上げ観測の後退を背景としたドル売りもじわじわと広がっている。

市場では「東京市場は実需の買いやリスク選好の円売りで下値不安はないとみられるものの、海外時間はドル安への警戒感が広がりそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

ニュージーランド準備銀行(中央銀行)の会合では50ベーシスポイント(bp)の利上げが予想されており、声明内容次第では上下に振れる可能性がある。

前日のニューヨーク市場では、8月の米雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が大幅に減少したことや米長期金利の低下を背景にドルは対主要通貨で下落。対円では一時143.90円まで下落した。同市場の終値は144.09/12円だった。 海外では8月の独貿易収支や仏鉱工業生産(INSEE)、9月の全米雇用報告(ADP)やISM非製造業景気指数、8月の米貿易収支などが発表される。

このほか、ボスティック米アトランタ地区連銀総裁の講演が予定されている。中国市場とインド市場が休場となる。

全スポットレート(ロイターデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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