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〔マーケットアイ〕外為:ドル139円後半に上昇 実需の買いや地政学リスクで

[東京 16日 ロイター] -

<10:47> ドル139円後半に上昇 実需の買いや地政学リスクで ドルは一時139.91円まで上昇した。仲値にかけては実需のドル買いフローが入ったとみられるほか、ロシア製のミサイルがポーランドに着弾したことで地政学リスクの高まりが意識され、有事のドル買いも入っているもよう。足元では139.87円付近で堅調に推移している。

市場では「地政学リスクの高まりを受けて一部の市場参加者がドルを買い戻しているようだ。ただ、全体的に商いが薄く、振れやすい状況になっている」(国内銀行)との声が聞かれた。

<09:12> ドル139円前半で弱含み 米PPI下振れでインフレ鈍化の兆し

ドルは139.10円付近で推移している。米卸売物価指数(PPI)が市場予想を下振れたことで米連邦準備理事会(FRB)の利上げペース鈍化の観測が高まり、ドル売り/円買いが優勢となっている。

市場では「PPIの結果を受けた前日のドル売りはやや過剰反応。米長期金利が低下しておりドル売り圧力はかかりやすいものの、138円台は維持できるのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。

10月の米PPIは前年同月比8%上昇した(市場予想は8.3%の上昇)。伸びは前月の8.4%から鈍化し、2021年7月以降で最小だった。サービス価格が約2年ぶりに下落に転じた。インフレが抑制され始めたことが示す内容で、FRBが積極的な利上げペースを鈍化させる可能性がある。

ユーロ/円は143.96円付近で軟調。地政学的リスクの高まりから、リスク回避の円買いが強まっている。前日の海外市場では、ロシアのミサイルがポーランドに着弾したと報じられたことを受け、144円後半で推移していたユーロは一時143円前半まで急落。ユーロ/ドルもつれ安となった。

<07:50> ドル138.30─140.30円の見通し、米金利にらみ 地政学的リスクに警戒

きょうの予想レンジはドル/円が138.30―140.30円、ユーロ/ドルが 1.0250─1.0450ドル、ユーロ/円が143.10―145.10円。 現在、ドル/円は139.35円付近、ユーロ/ドルは1.0346ドル付近、ユーロ/円は144.14円付近で推移している。

きょうのドル/円は、米金利の動向をにらみながら139円台を中心に推移するとみられる。インフレ関連指標が相次いで予想を下回るなど米利上げペースの鈍化観測から「ドルを手放す動きが広がりつつある」(国内金融機関)との声が聞かれ、138円台に下落する可能性もある。

一方、ロシアのミサイルが北大西洋条約機構(NATO)加盟国のポーランドに着弾したと報じられており、地政学的リスクが一段と高まれば、リスク回避の円買いと有事のドル買いが出やすくなる。

前日のニューヨーク市場では、朝方発表された米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)が予想を下回る伸びにとどまり、米金利が低下。ドルは一時、137.66円付近まで下落した。その後、ドルのショートカバーが入ったほか、地政学的リスクの高まりからユーロが対ドル、対円で下落し、ドルは対円で下げ幅を縮小した。ニューヨーク市場の終値は139.29/30円だった。

きょう国内では9月の機械受注などが発表予定。海外では10月の英消費者物価指数や10月の米小売売上高などが発表される。

このほか、ベイリー英中銀総裁らが議会委員会で利上げについて説明するほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁やウォラー米連邦準備理事会(FRB)の講演やバー米FRB副議長が下院金融サービス委員会での証言が予定されている。

全スポットレート(リフィニティブ・データ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(リフィニティブ・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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