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〔マーケットアイ〕外為:午前のドルは小幅安の138円後半、米FRB高官発言で底堅さ維持

[東京 29日 ロイター] -

<12:10> 午前のドルは小幅安の138円後半、米FRB高官発言で底堅さ維持 午前の東京外為市場でドル/円は、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派発言や時間外取引の米金利の上昇を支えに底堅さを維持した。正午時点では、前日のニューヨーク市場終盤時点(138.94/97円)から小幅安の138.84/86円での取引。 ドルは実需の買いや長期勢を中心にショートカバーが入り、一時139.35円付近まで上昇。前日の海外市場では、米セントルイス地区連銀のブラード総裁やニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁などからタカ派的な発言が相次いだ。

みずほ銀行のチーフマーケットストラテジスト、鈴木健吾氏は「今週末から(FOMCの)ブラックアウト期間に入る前に、インフレと利上げを一定程度織り込むと強気になりやすい市場にくぎを刺した」と指摘。あすのパウエル米FRB議長の講演内容次第となるものの、来週いっぱいは金利が下がりづらくなり、ドル/円も上方向に向きやすいとみている。

一巡後はドルには売り圧力が強まり、138円後半まで上げ幅を縮小した。12月2日発表の米ISM製造業景況指数や雇用統計を控える中、「経済指標の内容次第で今後の利上げペースの思惑が交錯しやすく、(ポジションを)一方向に傾けづらい状況。138円ー139円を中心としたレンジとなりやすい」(クレディ・アグリコル銀行の資本市場本部シニア・アドバイザー、斎藤裕司氏)との声が出ている。

<10:43> ドル一時139円前半に強含み、米金利上昇と実需の買いで

ドルは一時139.35円付近まで上昇した。仲値にかけては実需のドル買いフローが入ったとみられじり高で推移し、その後は時間外取引の米長期金利の上昇を眺めて一段高となった。足元ではやや上げ幅を縮小し138.90円付近で取引されている。

前日にドルは約3カ月ぶり安値水準となる137.50円を付けた後は下げ渋り、市場では「思ったよりも下方向にいかず、ドルの買い戻しも入っているようだ」(国内銀行)との声も出ている。

<09:19> ドル138円半ば、米FRB高官のタカ派発言でも上値重い

ドルは138.57円付近で上値が重い。前日の海外市場でドルは一時137.50円付近と8月26日以来約3カ月ぶりの安値水準まで下落したが、その後、米連邦準備理事会(FRB)によるタカ派的な発言を受けてじわじわと買い戻しが活発化した。

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は28日、FRBがインフレを制御し目標の2%に向け低下させるためには政策金利をさらにかなり引き上げ、来年および2024年にかけその水準で維持する必要があるという認識を示した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も、FRBはインフレを押し下げるために十分に制約的な水準まで金利を引き上げ、来年を通して金利をその水準に維持する必要があるとの考えを示した。

ただ、市場では「ドルに買い戻しが入った一方で、ユーロなどクロス円を中心に円の買い戻しもみられる。ドルは139円に戻り切らなかったことから、上値の重さが意識されやすい」(国内金融機関)との声が出ている。

チャート上では137円台はドルの買い場となっている一方、140円を超えてドルのロングポジションを持つような勢いは限られているという。

30日のパウエル米FRB議長の講演や、週末にかけて発表される11月の米ISM製造業景況指数や雇用統計を控えて様子見ムードも強く、方向感に乏しい動きが続きそうだ。

ユーロ/ドルは1.0350ドル付近で底堅い。前日に一時1.0497ド付近と6月29日以来約5カ月ぶりの水準まで上昇。その後、欧州通貨に対してドルが買い戻されユーロは急速に上げ幅を縮小するなど、荒い値動きが続いている。

<07:52> ドル137.90─139.90円の見通し、不安定な値動き続く

きょうの予想レンジはドル/円が137.90―139.90円、ユーロ/ドルが 1.0250─1.0450ドル、ユーロ/円が142.80―144.80円。 現在、ドル/円は138.93円付近、ユーロ/ドルは1.0341ドル付近、ユーロ/円は143.64円付近で推移している。

きょうのドル/円は、米金利の動向をにらみながら138円台を中心に推移すると予想される。市場では「137円半ばでは押し目買いが入る一方、139円半ばから後半では戻り待ちのドル売りが出やすい」(国内金融機関)との声が出ている。

月末絡みのフローで大きく振れやすいほか、中国のゼロコロナ政策を巡る抗議活動に対する懸念から、不安定な値動きが続く展開となりそうだ。

前日のニューヨーク市場では、米連邦準備理事会(FRB)高官から近く利下げに転じるとの観測を否定する発言が相次いだことを受けて、ドル買い/円売りが優勢となった。同市場の終値は138.94/97円だった。

きょう海外では11月の独消費者物価指数(速報値)や9月の米住宅価格指数と米S&Pケース・シラー米住宅価格指数、11月の米コンファレンスボード消費者信頼感指数などが発表される予定となっている。

全スポットレート(リフィニティブ・データ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(リフィニティブ・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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