[東京 5日 ロイター] -
<08:05> ドル133.50─135.80円の見通し、米金利急低下には一時的要因も
きょうの予想レンジはドル/円が133.50―135.80円、ユーロ/ドルが1.0450─1.0580ドル、ユーロ/円が140.80―142.20円付近。
前週末海外でドルは133.62円まで下落。8月16日以来4カ月ぶり安値を更新した。米10年債利回りが3カ月ぶり低水準となる3.44%まで低下したことがけん引した。
その後、発表された米雇用統計は予想を上回る内容で、ドルは135円後半へ切り返したものの、米金利の反発が短命に終わり、取引終盤にかけて発表前の水準へ再び低下すると、ドルも134円台へ反落した。
市場筋によると、雇用統計発表後、一時上昇した米金利が急速に再低下したのは、取引終了にかけて、米30年債にまとまった買いが入ったことが背景。「特段の手がかりはなく、月末の持ち高調整的な売買だったようだ」(外銀)という。
30年債利回りの低下が一時的な取引の結果だったとすれば、上振れた雇用統計を再評価する動きが強まる可能性があるとの指摘が出ている。
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