[東京 29日 ロイター] -
<07:42> ドル133.60─135.10円の見通し、ドル買い継続するか注目
きょうの予想レンジはドル/円が133.60―135.10円、ユーロ/ドルが 1.0540─1.0690ドル、ユーロ/円が141.90―143.40円。
ドル/円は、米金利の動向をにらみながら、134円台を中心に底堅い推移が続くとみられる。足元ではドルの上昇が続いている。年末を控えて取引を手控える市場参加者も多くなる中、「ドルの買い戻しの流れが継続し、心理的な節目の135円を超えるか注目」(国内金融機関)との声が聞かれる。
ただ、134円半ばでは上値が重くなりやすく、調整売りも出やすい。また、前日の米株安が嫌気され、日経平均株価が軟調に推移すれば、リスク回避の流れからドルが選好されやすい一方で、クロス円を中心に円高圧力もかかりやすく、ドルと円は拮抗しやすくなりそうだ。 前日のニューヨーク市場では、米長期金利の上昇や年末絡みのフローが出たとみられ、ドルは堅調に推移した。同市場の終値は134.47/48円だった。
きょう海外では、週間の米新規失業保険申請件数の発表や米7年債入札などが実施予定となっている。
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坂口茉莉子
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