[東京 19日 ロイター] -
<08:00> ドル127.50─129.50円の見通し、日銀会合後の上げ早くも帳消し
きょうの予想レンジはドル/円が127.50―129.50円、ユーロ/ドルが1.0720─1.0870ドル、ユーロ/円が138.20―139.80円付近。
ドル/円は海外でも波乱の展開。日銀総裁会見終了後からじりじりと値を崩し、午後10時頃には、ほぼ会合前の水準となる128円後半まで反落した。その後発表された米経済指標が相次ぎ予想を下回ると一段安となり、127.57円と16日以来の安値を付けた。
会合後の上昇幅は3.2円、その後の下げ幅は4.0円に達し、現在は128円後半と日銀会合前とほぼ変わらずの水準。下落過程では、日銀の政策修正は遠くないとの見方が再燃したことが話題となったが、「予想外の激しい上下動で、損失を被った向きは少なくないようだ。しばらく大きなリスクは取りづらくなるかもしれない」(外銀)との指摘が出ていた。
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