[東京 25日 ロイター] -
<07:49> ドル129.30─131.30円の見通し、方向感探る 日米金利にらみ
きょうの予想レンジはドル/円が129.30―131.30円、ユーロ/ドルが 1.0810─1.0960ドル、ユーロ/円が140.60―142.60円。
ドル/円は、日米金利や株価の動向をにらみながら、方向感を探る展開となりそうだ。足元のドルは129円台では押し目買いに支えられる一方で、131円台では売り圧力がかかりやすいなど、レンジ内での推移にとどまっている。「手掛かり材料を探しながら、一進一退の動きが続きそうだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。
海外時間ではカナダ銀行(中央銀行)が政策金利を発表する。25ベーシスポイント(bp)の利上げが予想されているが、声明内容がハト派的と受け止められれば、カナダドルに下押し圧力がかかりやすい。 前日のニューヨーク市場では、1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が3カ月ぶりの高水準となったことを受けて、ドルは一時131.12円付近まで上昇。その後は戻り売りに押されたほか、米長期金利の低下も重なり、ドル売り/円買いが優勢となった。同市場の終値は130.15/18円だった。
きょう海外では、22年第4・半期の豪CPIや12月の英生産者物価指数、1月の独IFO業況指数などが発表予定。旧正月に伴い、中国、香港、台湾が休場となる。
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坂口茉莉子
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