[東京 26日 ロイター] -
<07:53> ドル128.60─130.60円の見通し、上値重い
きょうの予想レンジはドル/円が128.60―130.60円、ユーロ/ドルが 1.0840─1.0990ドル、ユーロ/円が140.50―142.50円。
ドル/円は、米金利や株価の動向を眺め、129円台を中心に推移するとみられる。月末を控える中、実需による売り買いが交錯しやすい。足元のドルはトレンドが定まっておらず、一時的にショートカバーが入ったとしても、「130円半ば付近では上値の重さが意識されるのでないか」(国内金融機関)との声が出ている。一方、ドル売り/円買いの流れが強まれば、128円半ばまで下落する可能性がある。 午前8時50分に公表される1月17ー18日開催分の日銀金融政策決定会合における主な意見に市場の関心が集まっている。 前日のニューヨーク市場では、米国の利上げ停止を巡る思惑や長期金利の低下を背景にドル売り/円買いが優勢となり、一時129円前半まで弱含んだ。同市場の終値は129.59/61円だった。
きょう海外では、22年第4四半期の米GDP(速報値)や11月のシカゴ連銀全米活動指数、週間の米新規失業保険申請件数、12月の米耐久財受注などが発表予定。このほか、中国、台湾、オーストラリア、インドが休場となる。
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坂口茉莉子
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