[東京 9日 ロイター] -
<07:52> ドル130.60─132.10円の見通し、底堅さ維持か
きょうの予想レンジはドル/円が130.60―132.10円、ユーロ/ドルが1.0650─1.0800ドル、ユーロ/円が140.00―141.50円。
きょうのドル/円は、米金利や株価の動向を眺めて131円台を中心に底堅く推移するとみられる。前日、米連邦準備理事会(FRB)高官らからタカ派的な発言が相次いだことがドルの下支え要因となる。
ただ、米長期金利の上昇は一服しており「ドルは130円半ばで下値が固まりつつあるものの、132円台に上昇するような勢いは乏しい。131円台が居心地の良い水準となるのではないか」(国内金融機関)との声が出ている。 前日のニューヨーク市場では、FRB高官がインフレ抑制に向けた一段の金融引き締めを示唆したことからドルの買い戻しが優勢となった。終値は131.37/40円だった。
きょうの海外では、週間の米新規失業保険申請件数などが発表予定。このほかベイリー英中銀総裁の議会証言や欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁の講演などが予定されている。スウェーデン中銀とメキシコ中銀が金融政策を発表する。
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坂口茉莉子
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