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〔マーケットアイ〕外為:ドル136.40─137.90円の見通し、堅調地合い継続するか注目

[東京 8日 ロイター] -

<07:56> ドル136.40─137.90円の見通し、堅調地合い継続するか注目

きょうの予想レンジはドル/円が136.40―137.90円、ユーロ/ドルが1.0470─1.0620ドル、ユーロ/円が143.90―145.40円。

きょうのドル/円は、米金利や株価の動向を睨みながらの推移となりそうだ。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言が「予想よりもタカ派的で、この流れを受けたドル高の動きが続くのか注目」(国内金融機関)との声が出ている。

昨年12月20日の高値137.46円付近を抜ければ、ドルは一段の上昇に弾みがつく。一方で、高値警戒感から持ち高調整や利益確定の動きで売り圧力がかかりやすいほか、株価が大幅に下落すればリスク回避の円買いが強まる可能性がある。

カナダ銀行(中央銀行)はきょうの会合で政策金利を現行の4.50%に据え置くと予想されている。声明文で追加利上げが示唆された場合はカナダドルの上昇につながる一方、年内の据え置きが示唆されれば、売り圧力が強まる可能性がある。 前日のニューヨーク市場では、パウエル米FRB議長のタカ派的な議会証言を受けて、ドルは対主要通貨で全面高となった。対円では一時137.19円付近まで上昇し、そのまま高値圏での推移にとどまった。終値は137.14/17円だった。

きょう国内では、1月の国際収支や2月の景気ウォッチャー調査などが発表予定。海外では、1月の独小売売上高や独鉱工業生産、2月の米ADP全米雇用報告、1月の米JOLTSなどが発表予定。このほか、米地区連銀経済報告が公表されるほか、バーキン米リッチモンド地区連銀総裁の講演やパウエル米FRB議長が下院金融サービス委員会での証言が予定されている。

全スポットレート(リフィニティブ・データ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(リフィニティブ・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

坂口茉莉子

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