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〔マーケットアイ〕外為:ドル132.00─134.00円の見通し、不安定な動きが続く

[東京 14日 ロイター] -

<08:02> ドル132.00─134.00円の見通し、不安定な動きが続く

きょうの予想レンジはドル/円が132.00―134.00円、ユーロ/ドルが1.0650─1.0800ドル、ユーロ/円が141.50―143.60円付近。

米銀破綻をきっかけとするドルの全面的な下げは海外市場でも止まらず、ドルは一時132.29円まで下げ幅を拡大し2月14日以来1カ月ぶり安値を更新した。

米金利も大きな動きを見せている。2年債利回りは1987年10月のブラックマンデー以来の低下幅で4%台を割り込み、半年ぶり水準へ低下。CMEのFedWatchツールによると、米金利先物市場は3月の米公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られる確率を32%織り込んだ。前週末時点ではゼロ%だった。

米政府がすぐに預金保護の方針を打ち出したことなどから、市場では「連鎖破綻など金融システム不安が拡大していく公算は限られそう」(国内証券)と安どする声が多いものの、米株市場では中堅銀行に売りが集中するなど疑心は払拭されていない。

きょうは米国で注目の2月消費者物価指数(CPI)が発表される。結果によっては3月会合の織り込み度が大きく変化しかねないだけに、市場は不安定な状況が続きそうだ。

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