[東京 17日 ロイター] -
<08:00> ドル132.80─134.30円の見通し、目前の危機回避も警戒は継続
きょうの予想レンジはドル/円が132.80―134.30円、ユーロ/ドルが1.0550─1.0650ドル、ユーロ/円が140.40―142.80円付近。
クレディ・スイスに続き、米ファースト・リパブリック・バンクの救済措置が明らかになったことを受け、米国市場は株高でドルと円が反落した。欧州中央銀行(ECB)が不安視されていた0.5%の利上げを行ったことも、対ユーロでドルと円の下げが進む一因となった。
CMEのFedWatchツールによると、金利先物市場が織り込む3月0.25%の利上げ確率は、1週間前の3割から8割まで回復した。逆に言えば、据え置き予想はまだ2割で、1週間前のゼロ%には戻っていない。
米2年債利回りも現在4.17%付近と、15日につけた半年ぶり低水準の3.72%から反転したものの、それ以前の5%台には遠く及ばない。「目先の危機は回避できるのかもしれないが、ドル/円がこのまま上値を目指す展開はイメージしづらい」(外銀)との声が出ていた。
全スポットレート(リフィニティブデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
通貨オプション
スポットレート(リフィニティブ・ディーリング約定値)
スポットレート(日銀公表)
(
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」