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〔マーケットアイ〕外為:ドル133円半ばで売買交錯、米ファースト銀株が時間外で下落

[東京 17日 ロイター] -

<09:27> ドル133円半ばで売買交錯、米ファースト銀株が時間外で下落

ドルは133円半ばと前日海外でつけた1カ月ぶり安値131.72円から切り返した水準で、東京市場の売買が本格化した。日経平均は100円超の反発、債券先物は50円弱の下げで寄り付き、緩やかなリスクオンムードとなっているものの、上値を買い上がる動きはあまり見られない。

JPモルガン・チェースなど米大手11行が支援を表明したファースト・リパブリック・バンクの株価は10%高となったものの、引け後の時間外取引で一転20%近く急落するなど、不安定な動きが続いている。

<08:00> ドル132.80─134.30円の見通し、目前の危機回避も警戒は継続

きょうの予想レンジはドル/円が132.80―134.30円、ユーロ/ドルが1.0550─1.0650ドル、ユーロ/円が140.40―142.80円付近。

クレディ・スイスに続き、米ファースト・リパブリック・バンクの救済措置が明らかになったことを受け、米国市場は株高でドルと円が反落した。欧州中央銀行(ECB)が不安視されていた0.5%の利上げを行ったことも、対ユーロでドルと円の下げが進む一因となった。

CMEのFedWatchツールによると、金利先物市場が織り込む3月0.25%の利上げ確率は、1週間前の3割から8割まで回復した。逆に言えば、据え置き予想はまだ2割で、1週間前のゼロ%には戻っていない。

米2年債利回りも現在4.17%付近と、15日につけた半年ぶり低水準の3.72%から反転したものの、それ以前の5%台には遠く及ばない。「目先の危機は回避できるのかもしれないが、ドル/円がこのまま上値を目指す展開はイメージしづらい」(外銀)との声が出ていた。

全スポットレート(リフィニティブデータ)

アジアスポットレート(同)

欧州スポットレート(同)

通貨オプション

スポットレート(リフィニティブ・ディーリング約定値)

スポットレート(日銀公表)

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