[東京 24日 ロイター] -
<07:51> ドル130.20─131.70円の見通し、上値重い 米金利にらみ
きょうの予想レンジはドル/円が130.20―131.70円、ユーロ/ドルが1.0770─1.0920ドル、ユーロ/円が141.10―142.60円。
きょうのドル/円は、米金利動向をながめて、上値の重い展開が予想されている。実質的な五・十日に伴い、実需のフローが通常よりも多くでやすいとみられ、仲値にかけては売り買いが交錯しやすい。
市場では「リスク回避の流れが強まらなければ130円割れは回避される一方、131円半ばから後半では売り圧力が強まりやすい」(国内金融機関)との声が聞かれ、レンジ内での推移にとどまりそうだ。
午前8時30分に発表される2月の全国消費者物価指数が予想を上回る伸びとなった場合は、日銀新体制下での金融政策に対する思惑から、円高に振れる可能性がある。
前日のニューヨーク市場は、米金利の低下を受けてドル売り/円買いが優勢となり。一時130.32円付近まで下落。その後は買い戻しが入り、終値は130.81/84円だった。
きょう海外では、2月の英小売売上高や3月のユーロ圏総合PMI(速報値)、3月の米マークイット総合PMI(速報値)などが発表される。
ナーゲル独連銀総裁の講演のほか、ブラード米セントルイス地区連銀総裁が米経済と金融政策に関するプレゼン・対話集会に参加する予定。
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坂口茉莉子
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