[東京 26日 ロイター] -
<09:28> ドル140円前半、半年ぶり高値に接近 5月都区部CPIは予想未達
ドルは朝方の安値139.88円を底に切り返しへ転じ、現在は140.10円付近。海外市場でつけた半年ぶり高値の140.23円が目前に迫っている。
午前8時半に発表された5月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比3.2%上昇と、事前予想の3.3%を下回った。4月の全国CPIが予想を上回る強さを見せていただけに、事前の市場では5月都区部も予想を上回れば、日銀が政策修正を急ぐ可能性が出てくる、との声が出ていた。
<07:58> ドル139.40─140.80円の見通し、半年ぶり高値圏で底堅い
きょうの予想レンジはドル/円が139.40―140.80円、ユーロ/ドルが1.0680─1.0800ドル、ユーロ/円が149.70―151.00円付近。
海外市場は再びドル高。米債務協議に歩み寄りが見られたことなどが手がかりとなり、一時140.23円と昨年11月23日以来、半年ぶりの高値をつけた。
ドルは全面高で、対豪ドル、NZドルでも半年ぶり、対ユーロ、英ポンドで2カ月ぶり高値を更新。年初来堅調の続いていたスイスフランに対しても、1カ月半ぶり高値圏へ到達した。
債務協議では、複数の関係筋によると、社会保障などを除く「裁量的支出」に関する与野党の見解の相違は700億ドルまで縮小した。市場では「きょうにも合意に達するのではないかと期待が強まっており、ドルは底堅い展開が続きそうだ」(外銀)との声が上がっている。
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